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【第二次高市内閣発足!】〜オッペケペー、政治の中身は変わるのか??? 【The Second Takaichi Cabinet Takes Office!】 Oppekepe—Will Anything Really Change in Politics?

  昨日・9月17日、第二次高市改造内閣が発表された。そんな折り、明治の政治風刺歌「オッペケペー節」の動画が完成!   「権利幸福きらいな人に、自由湯(とう)をば飲ましたい」ーー  「自由」を薬のように飲ませてしまおう、という痛快な一節である。 さらに、   「うわべの飾りはよいけれど、政治の思想が欠乏だ。」ーー  文明開化で服装や言葉は新しくなっても、中身はどうなのか。その皮肉は、百三十年以上たった今にも妙に響く。政治の顔ぶれが変わり、新しい言葉が並ぶたびに、私たちはまた問う。  さて、中身はどうなのだろう。  今回は、この明治の風刺歌を現代のエレクトロ・ビートに乗せて朗誦した。作詞は、福岡・博多出身の俳優・興行師、川上音二郎(1864–1911)。 エレクトロ朗誦「オッペケペー節」 On September 17, the Second Takaichi Reshuffled Cabinet was announced. And, as it happened, I had just completed a video of the Meiji-era political satire song Oppekepe-bushi . “For those who hate rights and happiness, I’d make them drink a dose of Freedom Tonic.” A wonderfully biting line: give them “freedom” as though it were medicine. And then: “Your outward fashion may be splendid, but your political thought is sadly lacking.” Clothes and language may change with the times, but what about what lies underneath? More than 130 years later, the satire still has a strangely familiar ring. Whenever the faces in politics change and new s...

(詩)洗濯おばさん




洗濯おばさんにとって
猛暑ほど喜ばしいものはない
猫の額ほどの庭に
満艦飾よろしく干す洗濯物が
あっという間に乾くからだ

おばさんの仕事は
洗濯である
朝八時に家族の衣類はもちろん
タオルやシーツや布団を干す
狭い庭に効率よく干すには
隙間なく
しかし重なることなく
丁寧かつ迅速に竿へかける
そうして出来た三列の巨きな暖簾の上端を
洗濯バサミで留める
出張洗濯なんぞさせたら
儲かるのではないかと思うほどの
手際よさだ

そして
十時に再び庭へ現れ
今度は物干し台をずらす
暖簾に日光を浴びせるためだ
神経質な性格なのだろう
十時を一分と過ぎたことがない
(多分、タイマーでもかけているのだろう)
なにせ、それが仕事なのだ

さて
その二時間後の正午
昼食前か後か不明だが
午砲(サイレン)とともにまたも現れ
十時同様、台をずらす
鼻歌を歌うでも
楽しげに微笑んでいるわけでもない
これぞ仕事といった表情で
黙々とその作業をこなす

おばさんには
投票率が半数を割ろうが
日韓関係が悪化しようが
関係ない
熱波で犠牲者が続出しようが
洗濯が使命のおばさんである
額の汗を手で拭いつつ
その責務を遂行する
愚痴もない
悲哀もない
まさに生きるとはこういうことだ、と
身を以て示しているようで
崇高なほどだ
おばさんの小柄な身体は
暴力的な熱射を浴びても尚
機敏に動いている
働いている
夏風邪を引きそうなほど
エアコンの利いた議事堂で
金バッヂが
またも差別的言動を無反省にも繰り返すなか
おばさんは
脇と背に汗の地図を滲ませながら
家族のために働いている

おばさんよ
おばさんよ
テレビや勲章とは縁遠い
無冠の庶民よ
その額にきらめく
健気な汗の珠以外に
尊き宝があろうか
バッチたちが振りかざす
「制裁」や「圧力」などより
頼もしく平和な主張があろうか!

蝉時雨の喝采を浴びながら
おばさんは
胸に乾いた旗たちを抱いて
ベランダの奥へ
サンダルだけペタペタ鳴らしつつ
戻る……

【詩】→「ぼくちんエラい!」
   →「ランサムなわたし」
   →「テセウスなわたし」



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