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【Nutural BGM Video For Tinnitus/耳鳴りケアの自然BGM動画】体験談、My Personal Experience

 耳鳴りは「治す」と言うより「慣れる」が肝心と知りました。私は耳鳴りが発症して3ヶ月は苦しみました。眠れずに耳鼻科から睡眠導入剤を処方してもらいました。しかし、二ヶ月過ぎて、このまま一生薬に頼るわけにはいかないと決意し、BGMだけで眠れるよう努力しました。カイロプラクティックや人工的ノイズも試しましたが、最も効果があったのが鈴虫の合唱でした。近くの草むらで録音したものです。やはり人間は自然物が一番良いみたいですね。そして、ついに発症して三ヶ月過ぎに、ようやく薬なしで眠れるようになりました。耳鳴りは止まってませんが、脳と体が慣れてしまったようです。発症後三ヶ月は苦しいと思います。しかし、それを乗り越えると、支障なくなる、と思います。私もその三ヶ月は地獄でしたが、現在は克服しました。今、耳鳴りと闘っている方がいらっしゃったら、「闘う」と言うより「飼い慣らす」と言う気持ちで、決して焦らず、また、辛抱強く「眠り」が訪れるのを待ってみてください。皆様に「通常の日常」が戻ってくることを祈りつつ。。。  I realized that tinnitus is not so much something to be “cured” as something to “get used to.” For the first three months after my tinnitus began, I suffered greatly. I couldn’t sleep, and the ENT prescribed me sleeping pills. But after two months, I decided that I couldn’t rely on medication for the rest of my life, and I made the effort to sleep using only background sounds. I tried chiropractic treatment and artificial noise, but what proved most effective was the chorus of crickets. I recorded them myself in the nearby grass. It seems tha...

(詩)「お人好し」



4歳のぼくは
買ってもらったばかりのミニカーが
ダンプカーに押し潰されるのを
おばちゃん家で泣く泣く見てた
今は冗談好きのYちゃん怖さに

8歳のぼくは
らっしょんペンの透明ケースを
カッターで切られたのを
教室で黙っていた
今は弁護士・Kやんに勝ち目なくて

11歳のぼくは
先生に頼まれたエタノール瓶の蓋が
もうちょっとで開くとこを
「俺が俺が」の腕に譲ってあげた
今は施設長・Sくんを立てて

14歳のぼくは
踊り場にさしかかったところ
脳天にタバコ臭い唾が落ちたけど
知らぬ顔で友と談笑を続けてた
今は教師のTくんを誰も叱れなかったし

16歳のぼくは
誇らかに手紙で誘ってた「太鼓打ち」が
龍の尻尾に急きょ替えられたのを
歯噛みしながら炎天下を舞っていた
今は何処のFちゃん、こっちだよ、と

32歳のぼくは
キューピット役が自慢げに
憧れと観劇に行ったと告げるのを
怒りを通り越し呆然と聞いていた
今はぼくなど屁とも思わぬ売れっ子作家

48歳のぼくは
嬉しさと寂しさ紛れの賛辞メールに
「ウザい」「嘘臭い」と貶されるのを
「ごめん、ごめん」と涙の謝罪
今はぼくなど「one of them」の教室スター

還暦も遠からぬぼくは
やまぬ違反に息巻き110番
しかし、「相手も反省してる」と肩叩かれ
しぶしぶ放免してしまう
気弱にやさしい目利きに歯噛み

さて、卒業式に向かうぼくは
これでつらい授業も終わり、と切符売り場
そこへ「済みません、ここ初めてで……」
母を思わす猫背老婦に、路線図の蜘蛛の巣を指す
発車ベルを頭上に聴くぼくは、永遠のお人好し

【詩】→「ぴんぴん小僧IKU NO SKE」
   →「生まれる前から知っていた」
   →「空襲前夜」


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