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【12月8日に寄せて その2】中原中也「サーカス」(昭和九年) ー茶色い戦争ありました。。。 [On December 8th—Pearl Harbor Day] Nakahara Chūya’s Circus (1934): “There Was a Brown War…”

  「ゆあーん、ゆよーん」  天才詩人の残した不朽のオノマトペである。しかし、その何とも童話チックな響きとは裏腹に、その詩「サーカス」は、「戦争」というものの本質−−冷酷さ、嘘くささ、滑稽さ等々−−が、小学生でも分かる言葉で綴られている。「サーカス」は、それに踊らされている大衆なのか、当局なのか。。。この詩を収めた詩集『山羊の歌』は昭和九年が発刊年。青空文庫によると、12月10日というから、ほぼ91年前の冬だ。今の世界はどうなのか。暗い気持ちと向き合いつつ動画を作った。 “Yuaaan, yuyooon.” This is the immortal onomatopoeia left to us by a genius poet. For all its fairy-tale charm, the poem Circus in which it appears speaks of the essence of war—its cold cruelty, its falseness, its absurdity—in words that even a child could understand. Is Circus about the masses being made to dance, or about the authorities who pull the strings…? The collection that contains this poem, Goat Songs, was published in 1934. According to Aozora Bunko, the date was December 10th—so it was the winter almost ninety-one years ago. And what about the world now? I made this video while facing that darkness within myself.

【ビギナーのラックは「lack」 思えら苦】 〜(夢)暴走バスの運転手

バスを運転している。
後ろからバイクが煽る。
左のミラーにそれが見える。
私は追い越されないよう左に寄る。
ところが
狭まる隙間へバイクが突進していくる。
それでも私は
隙間を詰めてバイクを板挟みにしようとする。
やがてバイクは潰れながらも
なんとかバスの前へ出てくる。
気付いたら
交差点に来ている。
右折をせねばならないが
バイクに気がとられていて
右折困難になっている。
それでも無理矢理ハンドルを切るが
バスは右手の標識だの
道案内の柱だの
突き出たものを次々と破壊、倒壊させながら
右折を続ける。。。


【分析】
Nuyoricanでのデビュー朗読から二日ほど
なぜか興奮して眠れなかった。
その前日からそうだったので
くたくたになっているものの
眼が冴え冴えなのだ。
「日本から初参加」などと言われて
天狗になっている私は
しかしながら
果たしてそれほどの力があるのかどうか
自分自身、確固たる自信もなく
そのくせ天辺でも獲ったかのごとき気分なのが
我ながら鼻持ちならず
何とかこんな自分を制御したい、と
願ってやまぬ。

私は一体、どこへ向かおうとしているのか。。。
ちょっと心身を冷ます必要を強く感じている。

 ビギナーのラックは「lack(不足)」 思えら苦


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