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【八代亜紀・舟唄に学ぶ〜装い新たに】『山茶花(さざんか)』

 大昔、太鼓と共に歌ったことのある詩を再現。  尺八、アコギ、ストリングスで演出。編集には、八代亜紀の「舟唄」を何度も聞いて学ぶ。 編曲の力は絶大。まさに生殺与奪、その詩、曲を生かすも殺すもアレンジ次第と痛感させられた。  I recreated a poem I once performed long ago, singing it alongside taiko drums. This time I arranged it with shakuhachi, acoustic guitar, and strings. While editing, I studied by listening to Yashiro Aki’s “Funauta” over and over. (Yashiro Aki is the late Japanese Singer.)The power of arrangement is immense—truly a matter of life and death. It made me realize, painfully, that whether a poem or song is brought to life or ruined depends on the arrangement.

(詩)逃げようたって


逃げようたって
そうはいかないよ
あたしは執念深いんだ
どこまでだって追っていく
肉体が無理なら
魂で追っかける
巧くいったと安心したところで
それは幻想
たとえ十日、ひと月無事であっても
その翌日に
ふと姿を現す
ドアを開ける
時に買い物帰り
時に風呂が壊れた
時にお焼香に

だから
絶対に逃げらんない
なぜなら
あなたのなかに
あたしが確かに息づいてるから
あたしがいるから
あなたがいる
あなたはあたしを否定したいようだが
それは
あなた自身の否定になる
否定するからには
存在せねばならぬ
存在するなら
そこにもあたしが存在する
だから
どこへ行こうと
どこへ隠れようと
あたしから逃れられないのさ

【詩】→「脅威と幸福」

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