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【コスモスや文豪(ひと)のマワシで夢開き?】"COSMOS"【Nuyorican Poets Cafe Online Open MIC No.21】
("COSMOS" from YouTube)
Nuyorican Monday Night Oline Open Mic(日本時間24日(火)午前9時〜)
テーマ「COSMOS」で朗読。
この回は珍しく「25の朗読枠」最後に入れてもらっていた。
(いつもは「待機リスト」なのだ!)
それだけに、力が入った。
実はその三日前の土曜夜、
「KOTOBA SLAM JAPAN」のオンライン・マイクで既に披露していたから
「読み」はある程度慣れていた。
が、iPadから流れる音に不満があって、
(特に、ラスト部分の太鼓の音)
FINAL CUTで低音と音量をブーストして朗読用に動画を変更。
その甲斐もあってか、
Nuの常連Ronからチャンネル登録を
その他、多くの詩友に感想やインスタフォローを頂戴した。
特に嬉しかったのは、「Nuyorican Poets Cafe」インスタが
自身のストーリーに私が@付きで投稿したストーリーを採用してくれたことだ。
(多分、MCのAVDOCATEだろう)
彼も朗読後に拍手を贈ってくれたのだった。
だから、変愚リッシュはやめられないのだ。。。
内容はガルシア・マルケスの『予告された殺人の記録』を
詩風にアレンジ、加筆した者である。
いつも投稿している英語俳句のごとく
スタンツァごとに脚韻を踏むよう揃えるのは大変だったが楽しい作業だった。
そのためには登場人物や背景のディテールを大幅に削除せねばならない。
物語の流れ、文脈を理解してもらえるよう急所だけを抽出し書き直すうち、
これは「ボブ・ディランだな」と。。。
彼の長ったらしい歌はそう言えば「ストーリーテリング」になっているから
まさに「吟遊詩人」の仕事をやっているーー
などとジリ貧詩人は偉そうにほくそ笑むのだった。
もう一つ苦労、というか、思い悩んだのが加筆部分。
ここは、マルケスの物語の「更に昔」を語る私の創作。
学校で習った「大過去 had+過去分詞」の構文だ。
さんざんネットで調べると、
ネイティブは文脈から容易に推察するのでわざわざ必要ない、
などという助言もあった。
が、これはあくまで私感なのだが
マルケスの登場人物たちと、私の創作の人物が
時空を超えて繋がっている感を仄めかしたかった。
なので、あえて大過去を選んだ。
(待て待て、繋がりを出したいなら、不要だったのではないか。。。)
こうした課題は残っているにせよ
とりあえずNuyorcanたちに喜んでもらえたことは私の誇りである。
思えば、送り続けるデモテープが不採用続きで絶望しきっていた19歳の夏。
それが30年以上の時を経て
五十過ぎのおっさんがオンラインで自作英詩を歌っているではないか!
(ああ、生きててよかった 😂)
ともあれ
Nuyo21作目、
(No.19「Summer Solstice」辺りからキレが出てきた!)
大文豪の魔力に後押しされたごとき渾身の新作を是非、ご覧願いたい!
コスモスや文豪(ひと)のマワシで夢開き?
こちらは、オンライン・ライブの様子。(作品予告編)
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