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祝🐍巳年 切り絵動画 ヤマタノオロチ  Happy New Year of Snake Recitation Film"Kojiki (Ancient Japanese Legends),Yamatano-orochi-The Eight-Headed Serpent"" 

  昨年末、突然、腰痛に見舞われた。慣れぬ庭作業で歩行困難に。起床時などは着替えさえ出来なかった。それが始まったのが、ちょうどこの朗読動画に着手した頃である。 「蛇(オロチ)が降りてきた!」  これは退治せねば、と、三週間の格闘と度重なる「書き出し失敗」の末、完成したのが正月二日だった。お陰で、現在はなんとか歩けるまでに痛みは緩和している。悠久の魂魄が息づく神話と対峙するのは容易でない。恐るべし「言霊」である。 At the end of last year, I was suddenly struck by lower back pain. Unfamiliar garden work left me unable to walk. At times, like when getting up in the morning, I couldn’t even get dressed. This all began right around the time I started working on this reading video. “The serpent (Orochi) has descended!” I thought, I must vanquish it. After three weeks of struggle and countless "export failures," I finally completed it on January 2nd. Thanks to that, the pain has now eased to the point where I can walk somehow. Facing myths where eternal spirits reside is no easy task. The power of "kotodama" (the spirit of words) is truly fearsome. 太鼓朗読 古事記「八俣の大蛇」 Taiko Recitation: Kojiki "Yamata no Orochi–The 8-Headed Serpent" JPN Read/ENG Subs

【指スルー DJMC居れば屁ぇ気?】新作『TAKASAGO』と日頃の違和感


待機者の奇跡


これは奇跡としか言いようがない。

本日のNuyorican Thursday Online Open Mic。

開始30分ほど前にリストが届いて

正直、残念と安堵に包まれた。

31番。

これがMonday Niteなら、まだ呼び出しの可能性大だが

ThursdayのMC(Bruja)はNYの売れっ子タレントのためか

25人できっちりと終わる。

私は珍しくOpenMicの前日に新作ビデオ「TAKASAGO」を投稿、宣伝していたので

タイトル冒頭に「Nuyorican Siries」を付けたい私は

来週にでも回すか、とZOOM入りを迷った。

が、Paulを始めNu友がいるので儀礼的に入室。

すると、冒頭、MC Brujaが

「今夜、思いついた! 一人2、3分で31番までやりましょう!」などと

サプライズ発言したのだ。

チャットボックスには本来、待機リストである私(31)まで

「待機」の文字がはずされて並んだ。

ちょっと焦ったが

延期は心身共に落ち着かず情緒不安を呈するからこれは有難い!

とはいえ、最後だから1時間半は余裕が出来る。

私はビデオだけ切って飯を食った。。。


『TAKASAGO』完成まで


本作は、昨年末、

本来は元日(Nyでは大晦日)か

年明け直ぐのOnlineMicで「日本の正月」をNU友に紹介するつもりで書いたものだった。

書いている最中

笛をHotaちゃんに依頼することを思いつき

ZOOMで二度、会議をして正月二日に朗読音源に合わせて録音。

彼が借りているスタジオで缶詰。

そこで、ちょっと空気が硬くなった。

私がダメ出しをしたのだ。

「(日本語ラップ)の笛は日本風でいいけど、

その後の英語ラップにまで引っぱっているので、雰囲気を変えて欲しい」ーー。

そんな物言いを私がしたからである。


これはあとあと反省したことだが、

「うん。よかった! もう一つ、別のバージョンも聞きたいな」

といった「提案型」を取るべきだった。

「〜はいい、けど。。。」の「けど」は否定である。

それを、いつもは柔和な彼の顔が、私さえ血の気は引くほど険しく固まった。

人は「怒り」に本音が表出する。

恐ろしい瞬間だった。

が、彼は優しいジェントルマンである。

その後は私のワガママな要求をいくつも受容してくれ

なんとか録り終えた。

編集で聴くたび、その技に舌を巻いた。

全てが即興だ。楽譜などない。彼は耳で「調」を掴み

流麗な旋律を美事に奏してくれた。

天才たる所以である!


次にぶつかったのが、「掛け声」だ。

相の手を入れるような声が欲しくなり

声音の変換ソフトなどで喋らせるが、どうも無表情。

AIの弱点を思い知らされた。

どうしたものか。。。

そこで頭に浮かんだのが、福ぽえ、そしてKOTOBAスラムで司会をしてくれたyae嬢だった。

大会会場でMCや声優経験もあると聞いていたから、早速相談。

有り難くも快諾してくれて、間も無く音源を頂く。


さあ、これで絶品の素材は揃った。

あとは、ダイナミックな動画(絵)を作りたい。

実は、愛聴しているLOVE FMのDJ LUEに元旦の彼女の回(金曜)で

「TAKASAGO」を披露したい、というツイッターを紹介してもらっていて

(結局、元旦の出演はならなかったが)、

翌々週の「その動画を制作中」というコメントに対しても

「Im looking forward to it」とまで言われていたから

しょぼいものは作れない。

私は一念発起してワンランク上の動画制作ソフトを導入、

慣れない指での制作となった。

そのせいもあって

結局、詩作から完成まで、ほどひと月半かかってしまったのである。


相変わらず指スルー


さて、思い入れと苦闘の詰まった新作。

yae嬢から光栄なコメント、

そしてDJ LUEにも番組で名前を紹介して頂いたが

他からは依然として「スルー」。

(いつもは「いいね」が来るメンツも

なぜか私の作品に対しては沈黙?!)

しかし、アップロードと同時にエントリーしたNuyoricanである。

一度は諦め、しかし Brujaのサプライズ発言で

些か萎えていた気持ちも引き締まる。

いつも発表者といろいろお喋りする彼女も

今日は短めで進行を急ぐ。

なので、31番だった私は

数名の欠席もあって(Paulがそうだった!)

1時間半辺りで出番が回ってきたのだ。

私は簡単に内容を説明し

(世阿弥、パンデミック、オリンピック。。。)

パフォーマンスに入った。

冒頭1分近い謡曲は「反応なし」だったが

ラップに入ってチャットが動き出した。

もちろん文字を読む余裕などないが

終わった後の反応でも概ね良好だったことを知り

ほっとする。

Brujaとも少し話が出来た。

嬉しかったーー。


ああ、不思議だ。

私はラジオDJやNuでは迎えられる。

が、Twitterではどうだ。

私はそこで憎まれ口を叩いている。

なぜか「違和感」を感じてならないのだ。

が、LUEやNuのMC、詩友たちに対してはどうだろう。。。

Nuの詩は実に深刻だ。

人種問題、政治・社会問題。。。

私は日本国内では聞かれない(違和感の原因か?)それらハードでタフなテーマを

全て聴き取れないものの

ついてゆこうと聞き耳を立て、

可能な限りコメントを入れるよう心掛けている。

もっとも、絵文字になること多々だが

無反応よりマシだ。

(現に、今日も、いつもはダンマリのシンガー・Joeskiがコメントをくれた!)

だから、オーディエンスの時でもなるべくZOOMに入る。

とりわけ朗読となると、「作品」を巡ってのコメントだけに喜びは大きい。

そうして私は「自分の居場所」を確かめるのだろう。


反応は別として

新ソフトを導入しての今回の作は快心の出来と八割型満足している。

(まだ改善の余地はあるが、LUEを待たせるわけにはいかなかった)

(また、前夜の五輪組織委員会会長の会見がタイムリー!)

世阿弥とパンデミックも

思いつくのは、この変人くらいだろう。

どうか笑って見てやってくれ!


指スルー DJMC居れば屁ぇ気?














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