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【クリスマスは孔雀の聖歌で〜W.B.イェイツ「孔雀」】A poetry chant for Christmas Eve. “The Peacock” by W. B. Yeats

  本日はクリスマスイブ。七面鳥がふさわしいところだが、父親の県展入選の写真を使わせてもらうことにして、孔雀でお許しください。真っ白の羽の孔雀だが、動画制作中、彩色の誘惑に駆られ、ヴィジュアルに傾いてしまった。まあ、クリスマスでもあるし、美を意識してのこととご勘弁ください。 戦後80年も、残すところ一週間。戦闘機の代わりに「熊」が襲来する一年だった。来年こそ、まともな年になりますように。。。    動画の詩「孔雀」は、W .B.イエーツ、中期の詩集「レスポンシビリティーズ」所収。世俗的な富より美こそ、と謳う。グレゴリオ聖歌などとても歌えないが、たまには美しいものを、と原文の美麗さに乗って口ずさんだもの。お気に召していただければ幸い。  Today is Christmas Eve.  A turkey would be more appropriate, perhaps, but instead I have borrowed a photograph by my father—one that was once selected for a prefectural exhibition—and ask your forgiveness for presenting a peacock instead. This peacock, with its pure white feathers, was meant to remain unadorned. Yet during the process of making the video, I found myself tempted by color, and the work gradually leaned toward the visual. Since it is Christmas, I hope you will allow this indulgence as an offering to beauty.  Eighty years since the end of the war, with only one week left in the year. It has been a year in which “bears,” rather than fighter jets, came ru...

【干されても好きなものなり朗毒や】 新作動画「坊さんバブル」(『The Buddha Land ~コロナ時代の愛』)

5月5日ーー
五日経った本日
なんだか遠い昔のように感じなくもないが
思い返すと
まさに「死闘」と言っても過言ではない創作闘争だった。

元々は須崎公園での野外イベントへお誘い頂いていた朗読
それが「コロナ規制」のため中止
急遽ZOOMでの参加が四月末に決まって
一度別のオンライン会で読んでものを動画にすることにーー

しかし時間がない
朝から晩まで突貫工事で二週間。
途中、目が爆発しそうなほど痛み出したが
なんとか当日の朝に完成!
お陰で
本番の観覧者から続々とチャンネル登録。
これまでの記録になるほどだった。

連番書き出し
背景抜き
キーノートとの併用。。。

もうプロから見れば「イタい」ほどだろうが
時間がないのに小ネタにこだわるため
自業自得的切迫感に悶絶しつつ仕上げた。
(だからだ、五日経ってようやく本稿が書けるほどにまで疲労回復)

内容はーー
タイトル通り「コロナ時代の愛」
「愛」なんて気取ったもんじゃなく
「執心」と言った方がドロドロしていて、よさそうだ。

T・S・エリオットの『荒地』
これを畏れ多くも『仏国土(The Buddha Lnad)』などと
改変した。
第一次大戦後の先行き闇な世界を
現在に移し替えた。(偉そうに。。。)
社会と個人、古典と流行ーー
傑作には及ばぬが、そこから学ぶこと多々。
まだ二章までしか書けていないので
五章、完成を目指す。
(出来れば、詩集も出したい。。。)

しかし、(干されたのか)
ポエトリー業界からの反応なしなのが
いささか「?」である。

 干されても好きなものなり朗毒や


とりあえず、一挙✖️名(数字はヒミツ)の登録を得た新作をご堪能あれ。








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