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【知恵こそ武器】ロック歌舞伎「勧進帳」  Wisdom Is the True Weapon — Rock Kabuki “Kanjinchō”

  かつて、戦争資料館の館長から聞いたエピソード。招集された市民が軍服を手渡され、着てみると小さく、交換を申し出ると「お前が軍服に合わせろ!」と怒鳴られたそうだ。  役所、役人というのはそういうものだろう。「勧進帳」(能「安宅」)は、そんな「人を肩に嵌めようとする権力」の計略を知恵で乗り切ろうとする痛快劇である。しかし、その機転と裁量は、ただ一日ぼうっと過ごして育まれるものではなかろう。権力の前で怯え、平伏し、従ってしまうのが常。だからこそ、弁慶のような智勇を兼ね備えた人物に、時代を超えた憧れを抱くのかも知れない。現代で言えば、大谷翔平だろうか。。。   「弁天小僧 菊之助」  に続くロック歌舞伎の第二弾。「大恩教主の秋の月」の季節ではないが、選挙が近いともあって、制作した「勧進帳」のように、投票用紙に自分の意見を書けば無効になる。「指定の名を」というのが権力側の意向。そこに民意が反映されるのか、、、いつもの疑問である。  Once, I heard an episode from the director of a war museum. Citizens who had been drafted were handed military uniforms. When one man tried his on, it was too small. He asked for a different size—and was shouted at: “Adjust yourself to the uniform!”  That, in essence, is how bureaucracies and officials tend to work.  Kanjinchō (from the Noh play Ataka ) is a rousing tale about overcoming exactly this kind of power—power that tries to force people to fit its mold—through wit and ingenuity. But such presence of mind and judgment are not cultivated by drifting through one’...

詩が難しいなんて、当たり前じゃないか!

詩が難しいなんて、当たり前じゃないか!
何事も勉強しないと、ことは成せない
ひらがな 覚えるんだって
九九を暗唱するんだって
先生に言われるがまま
必死に学んだんだ

「学ぶ」は「真似る」が語源だろう
「習う」は「倣う」
つまりは「模倣」だ
そうやって誰かを・何かを真似て覚えるのだ

うちの八百歳になる親父だって
ゴルフを岡本綾子のビデオで覚えたっていう
『蜘蛛の糸』の三行も読んだことない男だが
定年退職したって
取締役と一度として喋ったこともないペーペーだったが
コースに出ると玄人はだし

詩業もそうだ
学ばなきゃダメなんだ
一日一編でもいい
朗唱でも写経でもして
努力せねばダメだ

もっともいけないのは
大根一本も作ったことないクセに
正義を唱えることだ
平和を
友愛を街頭演説することだ
米粒ひとつ
泥土にまみれて収穫したこともないのに
生っちろい指でタップして
みなに「いいね」を押される歌をこさえることだ
(受賞おめでとうござりマス)

詩人の仕事は
そんな教祖を引きずり下ろすことではないのか!
脱穀の代わりに
てめえの珍宝・万香をしごく手で
NHKが喜びそうな美文を売り捌く商人のドヤ顔に
苦楚を放ってやることではないのか!
(「きょうもカルチャーセンターで収録です」)


「お前、
 何、負け惜しみ言ってんだ」ーー

「ああ
 この程度のヤツ、相手するこたないよ」ーー


敵は
自分のうちにいマス。。。









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