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【終戦80周年】『愛國百人一首』『戦争(作・与謝野晶子)』を詠む

  8月15日を迎えた。終戦80周年(海外では、日本が降伏文書に署名した9月2日)に寄せて、二作を制作。祈りの一日。。。 『愛國百人一首』 ロック詩『戦争』与謝野晶子 August 15 has come — the 80th anniversary of the end of the war. (Overseas, the date is marked as September 2, when Japan signed the Instrument of Surrender.) On this day of prayer, I completed two new works. 【English Subs】80 Years After WWII /100 Patriotic Tanka Poems (1942): Samurai Spirit in Prewar Japan “War(戦争)” Yosano Akiko,Poet(1878-1942)  JPN Read/ENG Subs  

宿主は(ビル傾く。。。

断崖絶壁
と言っても
ビルである。
その屋上にいて
支柱のようなものに両手を突っ張って
何やら歌をガナっている。
それは
ビルが斜めにかしいでいて
今にも落ちそうな恐怖を紛らすためのようだ。

怖い。
ガナればガナるほど
傾斜はますます大きくなる。
落ちれば死は確実だ。
すると
どうやって登ってきたのか
上司(先輩?)らしき男が
物凄い形相で私に詰め寄り
玄関番を命じる。
「行け! 行けんことなかろうが!」などと
発破をかけるのだ。

それでも私は
ますます傾く柱を震えながら握って離さないーー。

目覚めると
涙が出た。
憧れの写真を目にして
私は少年のように枕を濡らした。。。

 宿主は老いても虫は泣き上戸


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