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祝🐍巳年 切り絵動画 ヤマタノオロチ  Happy New Year of Snake Recitation Film"Kojiki (Ancient Japanese Legends),Yamatano-orochi-The Eight-Headed Serpent"" 

  昨年末、突然、腰痛に見舞われた。慣れぬ庭作業で歩行困難に。起床時などは着替えさえ出来なかった。それが始まったのが、ちょうどこの朗読動画に着手した頃である。 「蛇(オロチ)が降りてきた!」  これは退治せねば、と、三週間の格闘と度重なる「書き出し失敗」の末、完成したのが正月二日だった。お陰で、現在はなんとか歩けるまでに痛みは緩和している。悠久の魂魄が息づく神話と対峙するのは容易でない。恐るべし「言霊」である。 At the end of last year, I was suddenly struck by lower back pain. Unfamiliar garden work left me unable to walk. At times, like when getting up in the morning, I couldn’t even get dressed. This all began right around the time I started working on this reading video. “The serpent (Orochi) has descended!” I thought, I must vanquish it. After three weeks of struggle and countless "export failures," I finally completed it on January 2nd. Thanks to that, the pain has now eased to the point where I can walk somehow. Facing myths where eternal spirits reside is no easy task. The power of "kotodama" (the spirit of words) is truly fearsome. 太鼓朗読 古事記「八俣の大蛇」 Taiko Recitation: Kojiki "Yamata no Orochi–The 8-Headed Serpent" JPN Read/ENG Subs

宿主は(ビル傾く。。。

断崖絶壁
と言っても
ビルである。
その屋上にいて
支柱のようなものに両手を突っ張って
何やら歌をガナっている。
それは
ビルが斜めにかしいでいて
今にも落ちそうな恐怖を紛らすためのようだ。

怖い。
ガナればガナるほど
傾斜はますます大きくなる。
落ちれば死は確実だ。
すると
どうやって登ってきたのか
上司(先輩?)らしき男が
物凄い形相で私に詰め寄り
玄関番を命じる。
「行け! 行けんことなかろうが!」などと
発破をかけるのだ。

それでも私は
ますます傾く柱を震えながら握って離さないーー。

目覚めると
涙が出た。
憧れの写真を目にして
私は少年のように枕を濡らした。。。

 宿主は老いても虫は泣き上戸


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