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【狂言小唄】『笑いの呪文』(超絶誤訳・音声変換)原作:ヴェリミール・フレーブニコフ

  我が国は西側陣営なので、ロシアの情報はなかなか入ってこない。いや、「敵側」のフィルターがかったものばかり、という印象だ。大昔、成人祝いに『ドストエフスキー全集』を古書で買おうとしたほどのロシア文学ファンである小生は、そこで、ロシア詩でも朗読してみるか、と調べるなかで出会ったのがヴェリミール・フレーブニコフの『笑いの呪文』だった。  しかし、学生時代、せいぜいドイツ語を第二外国語として学んだだけの小生には、ロシア語の音読などハードが高過ぎる。それでもアプリ再生で練習を重ねるうちに、「超絶誤訳・音声変換」で読むことを思い付いた。難しいロシア語発音を日本語に当てて、忠実な翻訳ではない、全く別の詩作を試みることにしたのである。折りしもイラン戦争中で、そんな情勢にも触発を受けることとなった。  狂言風に詠んでみた。(謳ってみた)。もともと「笑いの呪文」だけに、狂言が合っていると思った。動画は映像を添えられるので、言葉と絵のコラボが互いの「語られない部分」を補ってくれる。そのギャップが際立つものが出来たと思う。  As our country belongs to the Western bloc, information from Russia is not easily accessible. Or rather, much of what we receive feels filtered through the lens of an “enemy.” As someone who has long been fond of Russian literature—so much so that I once considered buying a second-hand complete works of Fyodor Dostoevsky as a coming-of-age gift—I found myself wondering if I might try reading Russian poetry aloud. It was in that process that I encountered Velimir Khlebnikov’s "Incantation by Laughter."  However, having studie...

(夢)黙秘。。。

親族の会食(らしい)。
豪華ホテル
あるいは
宴会場に親戚縁者が集まっている
といっても
具体的な顔が分からない
明らかなのは
父親だけだ

私は父を嫌悪している
同居など御免だ

様々な事情で
同居を余儀なくされている

毎日が闘いである
顔を合わさぬための
同じ屋根の下で暮らしながら
顔を合わさぬというのは
東大合格より難しい
ストレスも甚大だ
そのせいだろう
私は
父親に聞こえよがしに
近くの母か誰かに
「死にたい、死にたい」と
大声で喚いている
父は耳が遠くなっているが
その喚きは確実に聞こえているはずで
しかし
生来の争いを嫌う性格からか
怒りを表に出さぬ我慢強さからか
ダンマリを決め込んでいる

そうなのだ
彼は昔から
何も言わぬ男であった
そうした我が身を害しかねぬ表現は
一切取らなかった
そのくせ
「いい大学 いい会社」などと
我が子にはうるさかった
自分は仕事から帰ると
テレビ漬けで
本など一冊として読まなかったくせに
(退職して既に二十年近くなっても
 それは変わらぬ。。。)

肉体労務だったお陰だろう
脳味噌は別として
体は頑丈に出来ている
だから
ヒートショックでたびたび寝込む私より
下手すると長生きするかも知れない
いや
しそうだ
そんな悔しさ・歯痒さもあって
つい愚痴を聞かせたのである
軽侮と憎悪を込めて。。。

そうして
すぐそばに父を感じながら会場を出ると
場面は「空港」に変わっていた
しかも
搭乗口を私だけが間違えたらしく
あたふたしている
行き先など分からない
とにかく
そのフライトを逃すと
とんでもないことになるのは承知していて
何かの刑罰でも食らったかのように
泣きそうになりつつ
ゲート付近を走り回っているのだ。。。

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