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【クリスマスは孔雀の聖歌で〜W.B.イェイツ「孔雀」】A poetry chant for Christmas Eve. “The Peacock” by W. B. Yeats

  本日はクリスマスイブ。七面鳥がふさわしいところだが、父親の県展入選の写真を使わせてもらうことにして、孔雀でお許しください。真っ白の羽の孔雀だが、動画制作中、彩色の誘惑に駆られ、ヴィジュアルに傾いてしまった。まあ、クリスマスでもあるし、美を意識してのこととご勘弁ください。 戦後80年も、残すところ一週間。戦闘機の代わりに「熊」が襲来する一年だった。来年こそ、まともな年になりますように。。。    動画の詩「孔雀」は、W .B.イエーツ、中期の詩集「レスポンシビリティーズ」所収。世俗的な富より美こそ、と謳う。グレゴリオ聖歌などとても歌えないが、たまには美しいものを、と原文の美麗さに乗って口ずさんだもの。お気に召していただければ幸い。  Today is Christmas Eve.  A turkey would be more appropriate, perhaps, but instead I have borrowed a photograph by my father—one that was once selected for a prefectural exhibition—and ask your forgiveness for presenting a peacock instead. This peacock, with its pure white feathers, was meant to remain unadorned. Yet during the process of making the video, I found myself tempted by color, and the work gradually leaned toward the visual. Since it is Christmas, I hope you will allow this indulgence as an offering to beauty.  Eighty years since the end of the war, with only one week left in the year. It has been a year in which “bears,” rather than fighter jets, came ru...

U2と一郎さん。(NHK-FM サカナクション 山口一郎 Night Fishing Radio 12月15日放送分)

一昨日のNHKーFM
サカナクション・山口一郎 Night Fishing Radio

音故知新のコーナー。

取り上げられたのは「U2」。

一郎さん同様、
しっかり通ったことのない私が語れるものは
Wikip ediaのプロフィールくらいしかないので略す。

番組中、最も心を打たれたのは
U2の来歴以上に
一郎さんの
珍しいほどに興奮した
強き語調による我が真情だった。
それはーー

「自分の音楽に
 政治だの、社会的問題を
 絶対に持ち込まなれいこと」

録音し忘れたので
一語一語正しいわけではないが
趣旨としてはこういうことだった。
まるで
それを語ることが世にも恐ろしきもののような
必死な
切羽詰まった物言いだったのが
感動した。

また
番組最後に
「U2の歌の世界は
 日本人には遠いお話のよう」(趣旨)
とも語っていた。

気になって
番組で紹介されたU2の
最も揺さぶられた曲を改めて動画で拝聴。

「U2 - Sunday Bloody Sunday」

よりによって
彼らが
出身地アイルランドの血生臭い問題を歌って
最初にブレークしたという名曲である。

この動画を見た率直な感想。
「一郎さん。どうか、徹底的に
 フェアリー・テールを歌い続けて下さい。
 だって、それこそ
 我がジャポンが
 海という壁に囲まれた
 世界一呑気で
 しかし
 世界一自分に満足出来ぬ
 楽園たる証拠なのだから」とーー。

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