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【Nutural BGM Video For Tinnitus/耳鳴りケアの自然BGM動画】体験談、My Personal Experience

 耳鳴りは「治す」と言うより「慣れる」が肝心と知りました。私は耳鳴りが発症して3ヶ月は苦しみました。眠れずに耳鼻科から睡眠導入剤を処方してもらいました。しかし、二ヶ月過ぎて、このまま一生薬に頼るわけにはいかないと決意し、BGMだけで眠れるよう努力しました。カイロプラクティックや人工的ノイズも試しましたが、最も効果があったのが鈴虫の合唱でした。近くの草むらで録音したものです。やはり人間は自然物が一番良いみたいですね。そして、ついに発症して三ヶ月過ぎに、ようやく薬なしで眠れるようになりました。耳鳴りは止まってませんが、脳と体が慣れてしまったようです。発症後三ヶ月は苦しいと思います。しかし、それを乗り越えると、支障なくなる、と思います。私もその三ヶ月は地獄でしたが、現在は克服しました。今、耳鳴りと闘っている方がいらっしゃったら、「闘う」と言うより「飼い慣らす」と言う気持ちで、決して焦らず、また、辛抱強く「眠り」が訪れるのを待ってみてください。皆様に「通常の日常」が戻ってくることを祈りつつ。。。  I realized that tinnitus is not so much something to be “cured” as something to “get used to.” For the first three months after my tinnitus began, I suffered greatly. I couldn’t sleep, and the ENT prescribed me sleeping pills. But after two months, I decided that I couldn’t rely on medication for the rest of my life, and I made the effort to sleep using only background sounds. I tried chiropractic treatment and artificial noise, but what proved most effective was the chorus of crickets. I recorded them myself in the nearby grass. It seems tha...

Leonard Cohen - The Goal

昨日のNHKーFM「ワールド・ロックナウ」
渋谷陽一氏が なぜだろう
もう二年前に亡くなった
詩人でありシンガーの
レナード・コーエンの 遺作アルバムを紹介した。

レナード・コーエン プロフィール

音源だけ残し
あとは息子に託した、という
遺言と言っても過言でない珠玉たち。 

その中で 最も心打たれたのが
揺蕩うごとき曲をバックに読まれる
なんとも哀切に富む詩。
題して「goal」。

まさに我が最期を悟ったかのような
穏やかだが寂しげな声である。
この巨匠の前に紹介された
バリバリのロックや
二十歳過ぎの瑞々しいポップとは
対照的だっただけに 一層胸にしみた。 

別に昨日がコーエンの命日でもないので
なぜ渋谷氏が突然、彼を選んだのか
その意図は謎なままだが
10月のイギー・ポップスしかり
ポエトリー・リーディングも
大家は聴かせてくれる。

 以下 渋谷氏の読み聞かせ(訳詞)を紹介するーー

「ゴール」 

 家から出られない
電話にも出られない
私は再び落下している

でも私ひとりではない
魂の収支決算が遂に完了した
借りはもうない
賃借対照表はゴミ箱へ 

落下
それはずっと前に始まった
雨はとめられない
雪はとめられない
私は椅子に座って外を見ている

隣人が挨拶する
私の敗北の微笑みを見て
風に揺れる木の葉とともに
私も揺れる
陽を浴びて輝く
車のクロームとともに
私も輝く

生きている
ほとんど元に戻ったようだ
ほとんど 

従わなければならぬ人は誰もいない
教えなければならぬものはなにもない
ただゴールには
まだほんのわずか届かない

 

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