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注目

【梅雨時とポストコロナ?】萩原朔太郎「ばくてりやの世界」をジャズ朗唱🎤

  W杯リーグ戦で善戦した日本だが、国内は地震、台風で大荒れ。おまけに、テレビ、新聞、折り込み広告は、さまざまな予防接種をタレントを使って呼びかけている。コロナワクチンによる被害甚大であるにもかかわらず。  スポーツその他の祭りごとで重大事から目を逸らされることを警戒せねばならない。朔太郎曰く   ばくてりやがおよいでゐる。   あるものは風景の中心に。  おそるべし、細菌と詩人! Japan fought well in the World Cup group stage, yet here at home the country is being battered by earthquakes and typhoons. On top of that, television, newspapers, and advertising inserts are all calling on people to receive various vaccinations, using celebrities to promote them—despite the enormous harm caused by the COVID vaccines. We must remain alert to the danger of being distracted from serious matters by sports and other public spectacles. As Sakutaro Hagiwara wrote: “bacteria are swimming.” “Some are in the center of a landscape.” Beware—the bacteria, and the poet!

Leonard Cohen - The Goal

昨日のNHKーFM「ワールド・ロックナウ」
渋谷陽一氏が なぜだろう
もう二年前に亡くなった
詩人でありシンガーの
レナード・コーエンの 遺作アルバムを紹介した。

レナード・コーエン プロフィール

音源だけ残し
あとは息子に託した、という
遺言と言っても過言でない珠玉たち。 

その中で 最も心打たれたのが
揺蕩うごとき曲をバックに読まれる
なんとも哀切に富む詩。
題して「goal」。

まさに我が最期を悟ったかのような
穏やかだが寂しげな声である。
この巨匠の前に紹介された
バリバリのロックや
二十歳過ぎの瑞々しいポップとは
対照的だっただけに 一層胸にしみた。 

別に昨日がコーエンの命日でもないので
なぜ渋谷氏が突然、彼を選んだのか
その意図は謎なままだが
10月のイギー・ポップスしかり
ポエトリー・リーディングも
大家は聴かせてくれる。

 以下 渋谷氏の読み聞かせ(訳詞)を紹介するーー

「ゴール」 

 家から出られない
電話にも出られない
私は再び落下している

でも私ひとりではない
魂の収支決算が遂に完了した
借りはもうない
賃借対照表はゴミ箱へ 

落下
それはずっと前に始まった
雨はとめられない
雪はとめられない
私は椅子に座って外を見ている

隣人が挨拶する
私の敗北の微笑みを見て
風に揺れる木の葉とともに
私も揺れる
陽を浴びて輝く
車のクロームとともに
私も輝く

生きている
ほとんど元に戻ったようだ
ほとんど 

従わなければならぬ人は誰もいない
教えなければならぬものはなにもない
ただゴールには
まだほんのわずか届かない

 

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