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注目

【狂言小唄】『笑いの呪文』(超絶誤訳・音声変換)原作:ヴェリミール・フレーブニコフ

  我が国は西側陣営なので、ロシアの情報はなかなか入ってこない。いや、「敵側」のフィルターがかったものばかり、という印象だ。大昔、成人祝いに『ドストエフスキー全集』を古書で買おうとしたほどのロシア文学ファンである小生は、そこで、ロシア詩でも朗読してみるか、と調べるなかで出会ったのがヴェリミール・フレーブニコフの『笑いの呪文』だった。  しかし、学生時代、せいぜいドイツ語を第二外国語として学んだだけの小生には、ロシア語の音読などハードが高過ぎる。それでもアプリ再生で練習を重ねるうちに、「超絶誤訳・音声変換」で読むことを思い付いた。難しいロシア語発音を日本語に当てて、忠実な翻訳ではない、全く別の詩作を試みることにしたのである。折りしもイラン戦争中で、そんな情勢にも触発を受けることとなった。  狂言風に詠んでみた。(謳ってみた)。もともと「笑いの呪文」だけに、狂言が合っていると思った。動画は映像を添えられるので、言葉と絵のコラボが互いの「語られない部分」を補ってくれる。そのギャップが際立つものが出来たと思う。  As our country belongs to the Western bloc, information from Russia is not easily accessible. Or rather, much of what we receive feels filtered through the lens of an “enemy.” As someone who has long been fond of Russian literature—so much so that I once considered buying a second-hand complete works of Fyodor Dostoevsky as a coming-of-age gift—I found myself wondering if I might try reading Russian poetry aloud. It was in that process that I encountered Velimir Khlebnikov’s "Incantation by Laughter."  However, having studie...

「ザ・フー」とディラン・トマス

昨日の「ワールド・ロックナウ」(NHK-FM MC:渋谷陽一)

「THE WHO」という
もう半世紀余りの活動期間を有す
老舗グループの13年振りのアルバムを
永遠のロック少年が興奮気味に紹介していた。

それもそのはず。
バンドリーダー
ピート・タウンゼントが
御歳74。
しかも
アルバム収録曲の
「ROCK'IN IN RAGE」に関するインタビューで
「ウェールズの詩人
ディラン・トマスが言ってるように
老いへの怒りだ」とーー。
その激情を年甲斐もなく抱き続け
ロックへ点火する活力に
老練(失礼)評者もさすがに脱帽していた。

さて
THT WHOをよく知らぬ私はと言えば
リーダーが引いた
詩人のほうに興味をそそられた。
その詩は

Do Not Go Gentle Into That Good Nigh


何やら
映画で引用されたらしいが
その内容は
ディランが死の床にある父親に向けて語ったものらしい。

その原文に加え
こちらは
Google翻訳で訳した訳文を載せる。
というのも
辞書引き引き正しく訳してもいいのだが
却って
AIの訳のほうが
面白かったりする。
なぜなら
タイトルからして
「そのおやすみに優しくしないでください」

いいんじゃないか。
good nightを「おやすみ」にしても
それが却って「詩的」だったりするではないか。
現代詩にぴったりではないか!
ちょっと笑えるが。。。

言い訳がましいが
お暇なかたはどうぞーー。


Do Not Go Gentle Into That Good Nigh
(そのおやすみに優しくしないでください)

Do not go gentle into that good night,
Old age should burn and rave at close of day;
Rage, rage against the dying of the light.

Though wise men at their end know dark is right,
Because their words had forked no lightning they
Do not go gentle into that good night.

Good men, the last wave by, crying how bright
Their frail deeds might have danced in a green bay,
Rage, rage against the dying of the light.

Wild men who caught and sang the sun in flight,
And learn, too late, they grieved it on its way,
Do not go gentle into that good night.

Grave men, near death, who see with blinding sight
Blind eyes could blaze like meteors and be gay,
Rage, rage against the dying of the light.

And you, my father, there on that sad height,
Curse, bless, me now with your fierce tears, I pray.
Do not go gentle into that good night.
Rage, rage against the dying of the light.



そのおやすみに優しくしないでください、
老齢は一日の終わりに燃えて絶賛すべきです。
激怒、光の死に対する怒り。

賢者は最後に暗闇が正しいことを知っていますが、
彼らの言葉は稲妻を分けなかったので、
そのおやすみに優しくしないでください。

いい男、最後の波、泣き叫ぶ
彼らの虚弱な行為は緑の湾で踊っていたかもしれませんが、
激怒、光の死に対する怒り。

飛行中に太陽をキャッチして歌った野生の男性、
そして、遅すぎることを学び、途中で悲しみました。
そのおやすみに優しくしないでください。

盲目で見る死に近い墓人
盲目は流星のように燃え上がり、同性愛者になる可能性があり、
激怒、光の死に対する怒り。

そして、あなた、私の父、あの悲しい高みに
呪い、祝福、今あなたの激しい涙で、私は祈ります。
そのおやすみに優しくしないでください。
激怒、光の死に対する怒り。

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