スキップしてメイン コンテンツに移動

注目

【クリスマスは孔雀の聖歌で〜W.B.イェイツ「孔雀」】A poetry chant for Christmas Eve. “The Peacock” by W. B. Yeats

  本日はクリスマスイブ。七面鳥がふさわしいところだが、父親の県展入選の写真を使わせてもらうことにして、孔雀でお許しください。真っ白の羽の孔雀だが、動画制作中、彩色の誘惑に駆られ、ヴィジュアルに傾いてしまった。まあ、クリスマスでもあるし、美を意識してのこととご勘弁ください。 戦後80年も、残すところ一週間。戦闘機の代わりに「熊」が襲来する一年だった。来年こそ、まともな年になりますように。。。    動画の詩「孔雀」は、W .B.イエーツ、中期の詩集「レスポンシビリティーズ」所収。世俗的な富より美こそ、と謳う。グレゴリオ聖歌などとても歌えないが、たまには美しいものを、と原文の美麗さに乗って口ずさんだもの。お気に召していただければ幸い。  Today is Christmas Eve.  A turkey would be more appropriate, perhaps, but instead I have borrowed a photograph by my father—one that was once selected for a prefectural exhibition—and ask your forgiveness for presenting a peacock instead. This peacock, with its pure white feathers, was meant to remain unadorned. Yet during the process of making the video, I found myself tempted by color, and the work gradually leaned toward the visual. Since it is Christmas, I hope you will allow this indulgence as an offering to beauty.  Eighty years since the end of the war, with only one week left in the year. It has been a year in which “bears,” rather than fighter jets, came ru...

じじ、ばばになれば、歳も職もカンケーない!

70、80とかになると、
もはや一歳、二歳の年齢差など
どーでもよくなる。
十把一絡げに「70代、80代」である。

祖父は90代後半で逝去した。
伴侶を早くに亡くし
友人知人にも先立たれ
晩年はかつて飲み屋だった自室で独り
新聞俳句を読んだりテレビを見て過ごした。
元ラーメン店主。
が、膝を悪くして隠居。
二十年以上だろうか。
しかし
大病を患うことなく自宅で往生した。


昨日
動画のための自撮りを敢行。
軍人のパロディーだが
魂に取り憑かれたのか
わずか30分も満たぬうちに息が上がる。
それからは鼓動が激しく制作を断念。
夕方も早くから寝込んでしまった。
が、
脈が脳をも打つようで眠れない。
ヤバいものでも服用したかのような興奮ーー。
まんじりともせぬまま今日を迎えた。

さあ
来週日曜までに完成、と意気込んで
デスクトップに向かうも
1コマ進むのに手間取ってしまう。
嗚呼
これではとても間に合いそうにない。
昨日は
初めての背景抜きが出来て
やる気は上がっていたのだが
やっつけ仕事にロクなものは出来ない、と
期日は設けないことにした。
満足いくものを作ろう、と決めた。

最初の動画「船が来た」を
二作目の「花筐」が試聴数で追いつこうとしている。
(大した数字じゃないけど)
「花」を作った時は最悪の体調だった。
いわゆる「春バテ」というやつで
重い倦怠感に悩まされていた。
ビデオ自体も6分を超すものだったが
苦闘の末に何とか完成させた。
古典の力か
それとも
丁度、改元の年で
宣伝効果が働いたのか。
いずれにしろ
しっかり作ったものは
観られるものだと痛感。
そのためにも
拙速は避けねばならないーー。

などと、言い訳のようだが
厳寒ストレスと昨日の動悸
そして冒頭の
「ジジ、ババになれば前職だのカンケーない」を思えば
一週間の遅れだの
試聴回数だの
大した問題ではないではないか。
言っちゃ悪いが
「他人は意外とあなたを見ちゃいない」のだ!

マイペース
嗚呼
手垢のついた言葉だが
今の決して好調でない老耄には
相応しい金言なのである。。。








コメント