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注目

【白秋はロックな詩人〜北原白秋「邪宗門秘曲(ロック)」】

  北原白秋、と聞くと、真っ先に童謡のイメージを抱く。しかも、金子みすゞと並んで教科書に載るような実に優等生的名作ばかりで、荒みきった小生には退屈で仕方ない。だから、長い間ノータッチだったのだが、ふと「邪宗門」という言葉に引っかかるところがあり、「青空文庫」を閲覧してみて仰天した。かくもキレキレの白秋にお目にかかるのは、遅まきながら初めてだったのだ。童謡のイメージが見事に粉砕された瞬間だった。と同時に、ロックビートが耳に蘇ってきて、それで朗誦することにした。詩人の若き時は、なぜこうも尖っているのだろう。歳を取り名声や勲章を手にすると、鋭さはなまってしまうのか。政治にしろ芸術にしろ、「みんなに愛される」のは、結局「誰にも愛されない」ことか。「嫌われ者」が理想?  When I hear the name Kitahara Hakushu, the first thing that comes to mind is children’s songs. And not just any children’s songs, but those impeccably “model-student” masterpieces that seem to belong in school textbooks alongside the poems of Kaneko Misuzu. For a jaded fellow like myself, they were simply too wholesome to be interesting.  So for a long time, I left Kitahara completely untouched. But one day, the word Jashūmon somehow caught my attention. I looked it up on Aozora Bunko—and was astonished.  This was the first time, late though it may have been, that I had encountered such a sharp-edged, dazzlingly intense Hakushū. In that moment, my image...

穂村弘が選ぶ塚本邦雄の歌(ほむほむのふむふむ  「ラジオ深夜便」から)

「ほむほむのふむふむ」(「ラジオ深夜便」10月7日放送分)
穂村弘が学生時代に初めて触れた短歌
それも塚本邦雄!
放送で紹介された3首が
ヘンタイの小生の気に入ったので
改めて記す

1、当方は二十五銃器ブローカー秘書求むーー桃色の踵の


2、天正十年六月二日けぶれるは信長が薔薇色のくるぶし


3、愛は生くるかぎりの罰と夕映えの我のふとももまで罌粟の丈

 
 地下アイドルの瞳に映った風景から住所を突き止めた男が逮捕された。彼が歌人だったら、とつくづく哀れ・痛ましく思う。。。

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