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注目

【2月15日に寄せて】ロック詩 高村光太郎「シンガポール陥落」/[In Reflection on February 15] Rock Poem —Takamura Kotaro, “Singapore Falls” (1942)

 1942年2月15日の日本軍によるシンガポール陥落に寄せて、高村光太郎が詩を発表。『シンガポール陥落』をロック詩で再現。     In response to the fall of Singapore to Japanese forces on February 15, 1942, Japanese poet Takamura Kotaro wrote his poem  “Singapore Falls” (1942)     Here, I bring the poem back to life as a rock poem.

(詩?)逃れられぬ

逃れられぬのだ
自分からも
他人からも

これは
宿業である
いや
法則である
全ては
「なにものか」になる運命である
有情
非常に問わず
なんらかのものに
ならねばならない
それならば
それを諦め
甘受し
少しでも
喜びを見出し努力をすべきなのだろう

文学
音楽
絵画
舞踊・・・

もっとも
これらは「人間」の特権だろうが
動物だって
それに類する営みはやっている
いや
無生物さえ
フラクタルなる芸術を
描いてみせたりする

ああ
この倦怠
この嫌悪ーー

忘我の世を
熱望する

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