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【知恵こそ武器】ロック歌舞伎「勧進帳」  Wisdom Is the True Weapon — Rock Kabuki “Kanjinchō”

  かつて、戦争資料館の館長から聞いたエピソード。招集された市民が軍服を手渡され、着てみると小さく、交換を申し出ると「お前が軍服に合わせろ!」と怒鳴られたそうだ。  役所、役人というのはそういうものだろう。「勧進帳」(能「安宅」)は、そんな「人を肩に嵌めようとする権力」の計略を知恵で乗り切ろうとする痛快劇である。しかし、その機転と裁量は、ただ一日ぼうっと過ごして育まれるものではなかろう。権力の前で怯え、平伏し、従ってしまうのが常。だからこそ、弁慶のような智勇を兼ね備えた人物に、時代を超えた憧れを抱くのかも知れない。現代で言えば、大谷翔平だろうか。。。   「弁天小僧 菊之助」  に続くロック歌舞伎の第二弾。「大恩教主の秋の月」の季節ではないが、選挙が近いともあって、制作した「勧進帳」のように、投票用紙に自分の意見を書けば無効になる。「指定の名を」というのが権力側の意向。そこに民意が反映されるのか、、、いつもの疑問である。  Once, I heard an episode from the director of a war museum. Citizens who had been drafted were handed military uniforms. When one man tried his on, it was too small. He asked for a different size—and was shouted at: “Adjust yourself to the uniform!”  That, in essence, is how bureaucracies and officials tend to work.  Kanjinchō (from the Noh play Ataka ) is a rousing tale about overcoming exactly this kind of power—power that tries to force people to fit its mold—through wit and ingenuity. But such presence of mind and judgment are not cultivated by drifting through one’...

渡辺隆夫『宅配の馬』から

渡辺隆夫『宅配の馬』(近代文藝社刊)1995年
川柳。
もはや眼痛で長ったらしい本が読めず
沈んでいたところ
お目にかかれて救われた感。
「いいね!」を選んでみた--。



股ぐらのドライアイスは妻の餞別
知事には再生氏を使用してます
香水を買って宣戦布告せよ
涼しそうに死んでいる魚の骨
あちらこちらで人突き落とす夕べかな
おねがいの一大イベント弁当屋
失恋の木はサバンナに捨てなさい
わたしから逃げて地雷を踏むがよい
わがまゝなダイヤモンドに朝食を
死後もまたこの坂登るのはいやよ
瓦礫から性懲りもなく手が生える
逃げろ議事堂 資生堂が急接近
妻の眸に鷲鷹棲めり婚前より
資料館退屈男ズラリかな
胡桃の皺なーんも考えぬ
満場一致で桜散ってしまう
家系図の中でだれかの手に触れる
稲妻は時計を二つ見たという
臨終の父は両手で踊っていた
身を投げた男は地平線みたか
ゴミ箱が投票箱をなぐさめる
どの墓も夢中で蝶を追っている
カラフルに国家が来ますピピッピピッ



諧謔爆裂! 詩人必見! (期待してないけど)

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