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Dance Remix “The Ballad of Persse O’Reilly” be selected for "Bloomsday Film Festival"! ダンス・リミックス「パース・オライリーのバラード」がブルームズデイ・フィルム・フェスティバルに入選!

A film I created to celebrate the 143rd birthday of James Joyce has been officially selected. I like to think the genius himself is dancing in heaven🕺  Dance Remix “The Ballad of Persse O’Reilly” Lyrics by James Joyce (from “Finnegans Wake”) Read & Music by POETAQ Have you heard of one Humpty Dumpty How he fell with a roll and a rumble And curled up like Lord Olofa Crumple By the butt of the Magazine Wall Of the Magazine Wall Hump, helmet and all? He was one time our King of the Castle Now he’s kicked about like a rotten old parsnip And from Green street he’ll be sent by order of His Worship  To the penal jail of Mountjoy To the jail of Mountjoy! Jail him and joy He was fafafather of all schemes for to bother us Slow coaches and immaculate contraceptives for the populace Mare’s milk for the sick, seven dry Sundays a week Openair love and religion’s reform And religious reform Hideous in form Arrah, why, says you, couldn’t he manage it? I’ll go bail, my fine dairyman darling Li...

(今日な何の日)速けりゃいいってもんじゃない 梨木香歩『やがて満ちてくる光の』を語る(NHKマイあさラジオ「著者からの手紙」から)




本日8月25日は「インスタント・ラーメンの日」らしい。
昭和33年(1958 年)8月25日、世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」が日清食品 より発売されたことによる、そうだ。

さて、その「速さが自慢」に対抗する話が、これまた本日放送分の「NHKマイあさラジオ」で作家・梨木香歩から語られていた。それは実に示唆的なもので、小生も感銘を受けた。その内容「著者からの手紙 『やがて満ちてくる光の』を略述する。


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 『西の魔女が死んだ』という小説は、学校に行けなくなった女の子の話です。
 もうすぐ新学期が始まりますが、もしもその始業式に死にたいほど学校へ行きたくない小学生、中学生、高校生がいたら、「死ぬくらいなら学校行かないで下さい」とお願いしたいです。で、その小説の中に、

「自分が楽に生きられる場所を求めたからといって後ろめたく思う必要はありませんよ、シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからといって誰がシロクマを攻めますか」

 という言葉が出てきます。で、繊細であることとか、気が弱いこととか、気が小さい事っていうのは、これから先、私たち、もしかしたら大切にしていただければならない資質のような気がしています。
 小心者であるからこそ見える世界があるし、気づけることがある。あの「西の魔女」のまいちゃんなんかの世界もそうです。スピードを出している車からでは見えないものがある。歩いているからこそ気づける野の花があるし、つゆの雫が光っていることも見える。
 クヨクヨ悩んでしまうっていう人は、要するにいろんなことに気付ける人で、それは才能なんです。鈍感ではない、ということです。これからはそういう才能を大切にしていく世の中になればいいなと思っていますし、この本の中でもやはりそういうことを一貫して語っていると思います。

【紹介本】

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