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【文語のエロティシズム】〜蒲原有明『有明集』から「愛欲の詩 四篇」を。

  文語(明治期)の色気を求めて土井晩翠から探索を始めたが、「詩人」のバロディーが浮かんだだけで、格調高いがエロティシズムは残念ながら見出せず、続く詩人として「蒲原有明」を読んでみた。  複雑な語彙やリズムを駆使した象徴派詩人として、『独絃哀歌』『春鳥集』『有明集』などを発表。薄田泣菫と併称され、北原白秋、三木露風らに影響を与えた。   蒲原有明(Wikipedia)  死とエロスの香り漂う「われ迷ふ」を作曲してみたが歌で終わるのが物足りなく、朗読することに。  文語の色気をご堪能あれ。 **The Eroticism of Literary Japanese** — Four Poems of Desire from Kambara Ariake’s *Ariake-shū* In search of the sensuality of Meiji-period literary Japanese, the exploration began with Doi Bansui. But aside from the parody “The Poet,” what emerged was grandeur and dignity rather than eroticism. So the search moved on to Kambara Ariake, one of the major poets who emerged after Doi Bansui. A Symbolist poet known for his intricate vocabulary and rhythms, Ariake published such collections as *Dokugen Aika*, *Shunchōshū*, and *Ariake-shū*. Often mentioned alongside Susukida Kyūkin, he went on to influence poets including Kitahara Hakushū and Miki Rofū. from "Kambara Ariake (Wikipedia)"  蒲原有明(Wikipedia) A musical setting was first made f...

(今日な何の日)速けりゃいいってもんじゃない 梨木香歩『やがて満ちてくる光の』を語る(NHKマイあさラジオ「著者からの手紙」から)




本日8月25日は「インスタント・ラーメンの日」らしい。
昭和33年(1958 年)8月25日、世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」が日清食品 より発売されたことによる、そうだ。

さて、その「速さが自慢」に対抗する話が、これまた本日放送分の「NHKマイあさラジオ」で作家・梨木香歩から語られていた。それは実に示唆的なもので、小生も感銘を受けた。その内容「著者からの手紙 『やがて満ちてくる光の』を略述する。


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 『西の魔女が死んだ』という小説は、学校に行けなくなった女の子の話です。
 もうすぐ新学期が始まりますが、もしもその始業式に死にたいほど学校へ行きたくない小学生、中学生、高校生がいたら、「死ぬくらいなら学校行かないで下さい」とお願いしたいです。で、その小説の中に、

「自分が楽に生きられる場所を求めたからといって後ろめたく思う必要はありませんよ、シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからといって誰がシロクマを攻めますか」

 という言葉が出てきます。で、繊細であることとか、気が弱いこととか、気が小さい事っていうのは、これから先、私たち、もしかしたら大切にしていただければならない資質のような気がしています。
 小心者であるからこそ見える世界があるし、気づけることがある。あの「西の魔女」のまいちゃんなんかの世界もそうです。スピードを出している車からでは見えないものがある。歩いているからこそ気づける野の花があるし、つゆの雫が光っていることも見える。
 クヨクヨ悩んでしまうっていう人は、要するにいろんなことに気付ける人で、それは才能なんです。鈍感ではない、ということです。これからはそういう才能を大切にしていく世の中になればいいなと思っていますし、この本の中でもやはりそういうことを一貫して語っていると思います。

【紹介本】

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