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【文語のエロティシズム】〜蒲原有明『有明集』から「愛欲の詩 四篇」を。

  文語(明治期)の色気を求めて土井晩翠から探索を始めたが、「詩人」のバロディーが浮かんだだけで、格調高いがエロティシズムは残念ながら見出せず、続く詩人として「蒲原有明」を読んでみた。  複雑な語彙やリズムを駆使した象徴派詩人として、『独絃哀歌』『春鳥集』『有明集』などを発表。薄田泣菫と併称され、北原白秋、三木露風らに影響を与えた。   蒲原有明(Wikipedia)  死とエロスの香り漂う「われ迷ふ」を作曲してみたが歌で終わるのが物足りなく、朗読することに。  文語の色気をご堪能あれ。 **The Eroticism of Literary Japanese** — Four Poems of Desire from Kambara Ariake’s *Ariake-shū* In search of the sensuality of Meiji-period literary Japanese, the exploration began with Doi Bansui. But aside from the parody “The Poet,” what emerged was grandeur and dignity rather than eroticism. So the search moved on to Kambara Ariake, one of the major poets who emerged after Doi Bansui. A Symbolist poet known for his intricate vocabulary and rhythms, Ariake published such collections as *Dokugen Aika*, *Shunchōshū*, and *Ariake-shū*. Often mentioned alongside Susukida Kyūkin, he went on to influence poets including Kitahara Hakushū and Miki Rofū. from "Kambara Ariake (Wikipedia)"  蒲原有明(Wikipedia) A musical setting was first made f...

(フォト拝句)赤信号

赤信号令和早くも昭和かな


改元から早三月
その麗しき二文字とは裏腹に
この夏
痛ましい事件、問題が連発している
猛暑も手伝って
もはや
五輪に浮き立つ気にもなれぬ
(と言っても、元からスポーツに興味ないが)
つくづく
人間社会というのが嫌になってくる
ああ
本川先生
ナマコになりたい!

が
温暖化で
そのナマコさえ命の危険に晒されているに違いない
もはや
この地球上に
心身ともに安心して暮らせる場所など
ないのではないか
まさに「娑婆世界」
仏が罪人の住処と称した所以である

明日は台風が接近する
老母と大自然の残酷さを語り合ったばかりだ
地震、津波、竜巻、豪雨・・・
その犠牲者はその都度絶えることないが
それでも自然はお構いなしに来襲する
同情も感傷もない
まるで
そうすることが喜びででもあるように
立て続けに襲い来る

ああ
そう考えると
今日一日を無事に終えられることが
いかに幸福か
しかし
それは同時に
明日も脅威に晒されるという意味で
不幸とも考えられるからたまらない
ああ
本川先生
それでも
ナマコになりたい
ナマコは体自体軽いから
飛ばされても
さほどの衝撃は感じないのではないか
いや
やはり
何かに激突したり
傷ついたりすれば
激痛が走るのは
我々人間と同じか
ならば
ナマコになろうがなるまいが
そう大差ないということではないか
ああ
本川先生
私もそろそろおかしくなってきたようだ
赤信号のようです
私の稼業に
夏休みなどございません
あってなきのようなものです
まさに「人生」そのもの
地球だって
いつか必ず崩壊いたします
永遠ではありません
その兆候が
人類にも顕著に出だしているのでしょうか
異常な暑さとともに
人はムルソーよろしく
狂演をご披露のようです
せめて
私もかつてのごとき二の舞に与せぬよう
自戒をこめて
一句したため
筆を置かせていただきます

   赤信号令和早くも昭和かな POETAQ



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