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【狂言小唄】『笑いの呪文』(超絶誤訳・音声変換)原作:ヴェリミール・フレーブニコフ

  我が国は西側陣営なので、ロシアの情報はなかなか入ってこない。いや、「敵側」のフィルターがかったものばかり、という印象だ。大昔、成人祝いに『ドストエフスキー全集』を古書で買おうとしたほどのロシア文学ファンである小生は、そこで、ロシア詩でも朗読してみるか、と調べるなかで出会ったのがヴェリミール・フレーブニコフの『笑いの呪文』だった。  しかし、学生時代、せいぜいドイツ語を第二外国語として学んだだけの小生には、ロシア語の音読などハードが高過ぎる。それでもアプリ再生で練習を重ねるうちに、「超絶誤訳・音声変換」で読むことを思い付いた。難しいロシア語発音を日本語に当てて、忠実な翻訳ではない、全く別の詩作を試みることにしたのである。折りしもイラン戦争中で、そんな情勢にも触発を受けることとなった。  狂言風に詠んでみた。(謳ってみた)。もともと「笑いの呪文」だけに、狂言が合っていると思った。動画は映像を添えられるので、言葉と絵のコラボが互いの「語られない部分」を補ってくれる。そのギャップが際立つものが出来たと思う。  As our country belongs to the Western bloc, information from Russia is not easily accessible. Or rather, much of what we receive feels filtered through the lens of an “enemy.” As someone who has long been fond of Russian literature—so much so that I once considered buying a second-hand complete works of Fyodor Dostoevsky as a coming-of-age gift—I found myself wondering if I might try reading Russian poetry aloud. It was in that process that I encountered Velimir Khlebnikov’s "Incantation by Laughter."  However, having studie...

(フォト拝句)裏側は

裏側は謎だらけなり夏の陣

 7月20日は「月面着陸の日」。1969年のこの日、アポロ(11号)計画によって打ち上げられたアメリカの探査機イーグルが着陸。ニール・アームストロング船長が人類初の月面歩行を果たした。「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である(That's one small step for a man, one giant leap for mankind)」は、彼が発した名言として後世まで伝えられている。

  さて、こちら現在の我が国・日本は明日がいよいよ参院選投票日。幸か不幸か、田舎暮らしの小生は選挙戦始まってからというもの、この耳でじかに街宣カーの声を聞いていない。外出の際も、なぜか、一度たりと出くわすことはなかった。ラジオは聞くが、テレビは全く見ない。もっとも、半ば「ツイ廃」のテイタラクゆえ、話題の画像などはチラ見する。とは言え、記者のバイアスがかった報道の上に悪感情が往往にして盛られた情報を鵜呑みにするわけにもゆかず、「呼びかけ」とは裏腹に、自撮りならぬシラケ鳥である。
 熱く語られれば語られるほど、嘘臭い。それはそのはず。「語る」は「騙る」と兄弟。「健忘人種」だから、とっくに忘れているかも知れぬが、元野党の頭領として与党をヤンヤン攻撃していたギョロ目くんが、政権奪取し総理になった瞬間、いかにも「平和テンコ盛り」のマニフェストなど何処吹く風、見事なまでにひっくり返してしまった。醜いほど卑屈になり、かつて政敵として攻撃していた相手と全く同じカカシに堕ちてしまったのである。その弟分は、「もう帰るんですか!」と避難住民に怒鳴られ、辞任してお遍路を回る始末。そにて、お得意のジャパニーズ・スマイルでお接待なんかするんだから、もう、この国に与党野党もありゃしない。「有名人大好き」国家に本当の民主主義なんぞ、所詮、西欧の猿真似なのだろう。

 いかんいかん。詩人は政治など語らないのが日本らしい。(もっとも、私を「詩人」と認めてくれるなら、の話だが。ああ、師たる川崎洋先生にもう一度、お会いしたい!)

 裏側は謎だらけなり夏の陣    POETAQ


【フォト拝句】→むざんやな




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