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祝🐍巳年 切り絵動画 ヤマタノオロチ  Happy New Year of Snake Recitation Film"Kojiki (Ancient Japanese Legends),Yamatano-orochi-The Eight-Headed Serpent"" 

  昨年末、突然、腰痛に見舞われた。慣れぬ庭作業で歩行困難に。起床時などは着替えさえ出来なかった。それが始まったのが、ちょうどこの朗読動画に着手した頃である。 「蛇(オロチ)が降りてきた!」  これは退治せねば、と、三週間の格闘と度重なる「書き出し失敗」の末、完成したのが正月二日だった。お陰で、現在はなんとか歩けるまでに痛みは緩和している。悠久の魂魄が息づく神話と対峙するのは容易でない。恐るべし「言霊」である。 At the end of last year, I was suddenly struck by lower back pain. Unfamiliar garden work left me unable to walk. At times, like when getting up in the morning, I couldn’t even get dressed. This all began right around the time I started working on this reading video. “The serpent (Orochi) has descended!” I thought, I must vanquish it. After three weeks of struggle and countless "export failures," I finally completed it on January 2nd. Thanks to that, the pain has now eased to the point where I can walk somehow. Facing myths where eternal spirits reside is no easy task. The power of "kotodama" (the spirit of words) is truly fearsome. 太鼓朗読 古事記「八俣の大蛇」 Taiko Recitation: Kojiki "Yamata no Orochi–The 8-Headed Serpent" JPN Read/ENG Subs

「別れなければいいが」と老母が言う。〜我々の周りは誤謬(フェイク)ばかり

オシドリ・・・ではない(正解はブログのどこかに?)

水を差すつもりはないが
(実は羨ましかったりして?)
芸能ニュースを見たらしい母が
「別れなければいいが」と呟いた
編み物をしながら
人ごとのように。。。

仲の良いカップルを
「オシドリ夫婦」と言う

実際のオシドリは違うらしく
メスが卵を抱く時期になると
オスはメスの元を離れ
次なる相手を求めて
旅立つらしい

(詳しくは→「オシドリの生態」 )

私たちの周りには
この手の迷信が溢れている
例えば血液型
これも
性格とはなんら関係ない、と
科学的立証がなされている

(詳しくは→「血液型と性格のむ関連性」(京都文教大学 縄田健悟)


昨日ツイッターで
平野啓一郎の『最後の変身』から
いくつか引用したのだが
割愛したなかに
言い得て妙の一節がある

 「俺達の時代の人間は、何をするにもガイドブックが必要だ。何故なら世界は、あまりに広大で、しかも俺達は怠け者だからだ」(『滴り落ちる時計たちの波紋』文芸春秋 より)

 
「予言の自己成就」という言葉がある
朝、占いなんかを見聞きし
それを覚えていて
自らそのような結果になる言動をとり
それでもって
「ほら。やっぱり当たった」と
自分に言い聞かせる
血液型も
本に書いてあるようなことを
自分自身で演じる
他人にも
その物差しを適用して判断を下す
どうかしたら
結婚相手まで
そうして決めてしまう
上記論文のごとく
それが全くの錯誤だということに
気づこうとせず。。。

ハリウッド・スターたちのプロフィールを覗くと
まるで勲章ででもあるように
元・配偶者の名前が
連ねられていたりする
もっとも
一部の人と信じたいところだが
人生の酸いも甘いも嚙み分ける老婆の
空模様ででもあるような呟きは
あながち
嫌味ではないカモしれない。。。
 


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