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【Nutural BGM Video For Tinnitus/耳鳴りケアの自然BGM動画】体験談、My Personal Experience

 耳鳴りは「治す」と言うより「慣れる」が肝心と知りました。私は耳鳴りが発症して3ヶ月は苦しみました。眠れずに耳鼻科から睡眠導入剤を処方してもらいました。しかし、二ヶ月過ぎて、このまま一生薬に頼るわけにはいかないと決意し、BGMだけで眠れるよう努力しました。カイロプラクティックや人工的ノイズも試しましたが、最も効果があったのが鈴虫の合唱でした。近くの草むらで録音したものです。やはり人間は自然物が一番良いみたいですね。そして、ついに発症して三ヶ月過ぎに、ようやく薬なしで眠れるようになりました。耳鳴りは止まってませんが、脳と体が慣れてしまったようです。発症後三ヶ月は苦しいと思います。しかし、それを乗り越えると、支障なくなる、と思います。私もその三ヶ月は地獄でしたが、現在は克服しました。今、耳鳴りと闘っている方がいらっしゃったら、「闘う」と言うより「飼い慣らす」と言う気持ちで、決して焦らず、また、辛抱強く「眠り」が訪れるのを待ってみてください。皆様に「通常の日常」が戻ってくることを祈りつつ。。。  I realized that tinnitus is not so much something to be “cured” as something to “get used to.” For the first three months after my tinnitus began, I suffered greatly. I couldn’t sleep, and the ENT prescribed me sleeping pills. But after two months, I decided that I couldn’t rely on medication for the rest of my life, and I made the effort to sleep using only background sounds. I tried chiropractic treatment and artificial noise, but what proved most effective was the chorus of crickets. I recorded them myself in the nearby grass. It seems tha...

ジャムと本質


知人に手作りジャムをもらった
これが美味いのだ
どんな有名ブランドのものより
どんなオーガニック通販より
美味い
「保存料も着色料も一切入ってないから
早く食べて」とのこと
でも
なるべく長期間賞味したいから
チビチビと頂くことにするーー

ブログだのツイッターだのを始めて
二ヶ月経った
なんとか振り向いてもらおうと
愚にもつかぬことを
毎日せっせと書き連ねてきた
人をフォローし
されてきた
毎日ウェブをチェックする
そこに記されていることが
本当かどうかなど二の次
一番の興味は
アクセス数である
自分がどれだけ売れてるかである

売るためには
ある程度の演出をする
虚偽とまでいかぬにしろ
尾ひれをつけてモったりする
その典型が自撮り加工だが
似たり寄ったり
沢木耕太郎ではないが
カッコいい表現(プレゼン)の
コーディネイトがあってこそ
見る(知る)に耐えるのだろう
オブラートがなければ
苦い薬は服めない
マシュマロでなければ
厳しい現実は痛い

斯くして我々は
幾重にも重ねられたフィルターを通して
物事を認識する
(認識したような気になる)
アクセスの増減が自分の価値、と
一喜一憂する
置いてかれたくないばかりに
掌からスマホを離さない
だから
必死に食ったものを投稿する
行った場所をひけらかす
受賞を自慢する
絶対に
前夜の閨事がいかにステキ
(もしくは、ヒサン?)だったかなど
明かさぬくせに。。。

当たり前だ
そんなものを載せると
一気に炎上
アカウント停止である
恥になるようなことはやらない
みんな、うまいことやっている
うまいことホラを吹いては
モッたりして
我が存在(価値)を
100%本質を語るわけではない
(むしろ、虚像を示す)数字で確かめる
二次元の我が身を棚に上げ
フェイク、フェイクと騒ぎ立てる
同じ穴のムジナと気づかない
「情報」の授業でリテラシーを学んでいても、だ
頭で分かっても
心はそうも行かない
ネットは情報以上に情緒を籠絡させる
強粘性の網なのだーー


ジャムに話を戻す
確かにジャムもネバネバする

時に人や世を害する
化学物質や科学技術と異なり
保存料も着色料も入ってない
純然たる手作りが
不味く有害なはずない
(瓶はちゃんと消毒済み)

私はその絶品を
工場で量産される
取り換え可能なものとは違う
世界でひと瓶しかない甘露を
チビチビ舐めながら安堵した
美味いと感じれる我が舌に
レトルトよりおふくろの味に
軍配を上げるであろう味覚に
(かの有名な資産家が言っていたと記憶する
「フェミレスのほうが美味い」とーー)

そして
ちょっとゾッとした
このまま
シリコンと廃油を摂り続けるなら
空っぽの終電にひとり
スマホを覗きつつ取り残される
マツコロイドよろしく
固まってしまうのではないか、と
「冷たい手」と突っ撥ねられた
別れの宵のように。。。











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