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【第二次高市内閣発足!】〜オッペケペー、政治の中身は変わるのか??? 【The Second Takaichi Cabinet Takes Office!】 Oppekepe—Will Anything Really Change in Politics?

  昨日・9月17日、第二次高市改造内閣が発表された。そんな折り、明治の政治風刺歌「オッペケペー節」の動画が完成!   「権利幸福きらいな人に、自由湯(とう)をば飲ましたい」ーー  「自由」を薬のように飲ませてしまおう、という痛快な一節である。 さらに、   「うわべの飾りはよいけれど、政治の思想が欠乏だ。」ーー  文明開化で服装や言葉は新しくなっても、中身はどうなのか。その皮肉は、百三十年以上たった今にも妙に響く。政治の顔ぶれが変わり、新しい言葉が並ぶたびに、私たちはまた問う。  さて、中身はどうなのだろう。  今回は、この明治の風刺歌を現代のエレクトロ・ビートに乗せて朗誦した。作詞は、福岡・博多出身の俳優・興行師、川上音二郎(1864–1911)。 エレクトロ朗誦「オッペケペー節」 On September 17, the Second Takaichi Reshuffled Cabinet was announced. And, as it happened, I had just completed a video of the Meiji-era political satire song Oppekepe-bushi . “For those who hate rights and happiness, I’d make them drink a dose of Freedom Tonic.” A wonderfully biting line: give them “freedom” as though it were medicine. And then: “Your outward fashion may be splendid, but your political thought is sadly lacking.” Clothes and language may change with the times, but what about what lies underneath? More than 130 years later, the satire still has a strangely familiar ring. Whenever the faces in politics change and new s...

思い出(人間ピラミッド)



まだ運動会が
秋にしか行われてなかった時代
本番を数日後に控えた
午後の校庭で
僕ら小五男子はピラミッドの稽古をしていた

秋晴れの陽光は眩しく
地面は剥き出しの膝や掌に熱いほど
長身だった僕は一番下の
右から二番目
短距離走は得意だったが
こうした集団演技は苦手だった
地面や人に触れるのも嫌である
だから
四つん這いで
必ずしも親しいわけではない級友らを支えるのは
拷問以外なにものでもなかった
幼な心にも
「これは学校のため」と
優等生よろしく自分に言い聞かせていた

そんな気持ちだから
厳しい号令にも
機械的に従うだけだった
誰一人
「頑張ろう!」なんて意欲を示す者はいなかった
張り切っているのは教師だけ
まるで軍隊のようだった

笛が鳴り
膝と手をつく
続いて上に級友が乗る
彼の膝頭が僕の肩甲骨をぐりぐりと揉む
痛くてならない
そこへ容赦無く
三段目が乗ってくる
膝に小石が食い込んで
悲鳴を上げそうだ

苦しいのは僕だけじゃない
皆、我慢している
そう指導されてきたのだから
僕一人、我が儘は許されないのだ


顎をしゃくった僕の目の前に
四つん這いの僕の影が揺れていた
利き腕の右は肘がしゃんと伸びているが
左肘はくの字に震えている
もうダメだ、と思った瞬間だ
地面にお腹が着くや否や
雪崩が僕の背中を襲った
息が出来ない
伸(の)されてゆく
遠くでピピーと笛が鳴る
溜息と罵声が浴びせられる

不思議と僕は悔しくなかった
いや
全くなかったわけではない
ただ
不謹慎だが
崩してしまったことに
言い知れぬ
痛快さを覚えていた
それを表立って表せないから
僕は渋面を作って
級友や先生にペコペコ謝った
「ちっ。しょうがねぇなぁ」と
教師がやり直しを命じる
誰も僕の真意に
気づきはしなかったーー

そういう意味において
ピラミッドは僕に
集団バイアスのいなし方を
教えてくれた

児童というのは
先生たちが期待するほど
児童でもないのである。。。


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