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【知恵こそ武器】ロック歌舞伎「勧進帳」  Wisdom Is the True Weapon — Rock Kabuki “Kanjinchō”

  かつて、戦争資料館の館長から聞いたエピソード。招集された市民が軍服を手渡され、着てみると小さく、交換を申し出ると「お前が軍服に合わせろ!」と怒鳴られたそうだ。  役所、役人というのはそういうものだろう。「勧進帳」(能「安宅」)は、そんな「人を肩に嵌めようとする権力」の計略を知恵で乗り切ろうとする痛快劇である。しかし、その機転と裁量は、ただ一日ぼうっと過ごして育まれるものではなかろう。権力の前で怯え、平伏し、従ってしまうのが常。だからこそ、弁慶のような智勇を兼ね備えた人物に、時代を超えた憧れを抱くのかも知れない。現代で言えば、大谷翔平だろうか。。。   「弁天小僧 菊之助」  に続くロック歌舞伎の第二弾。「大恩教主の秋の月」の季節ではないが、選挙が近いともあって、制作した「勧進帳」のように、投票用紙に自分の意見を書けば無効になる。「指定の名を」というのが権力側の意向。そこに民意が反映されるのか、、、いつもの疑問である。  Once, I heard an episode from the director of a war museum. Citizens who had been drafted were handed military uniforms. When one man tried his on, it was too small. He asked for a different size—and was shouted at: “Adjust yourself to the uniform!”  That, in essence, is how bureaucracies and officials tend to work.  Kanjinchō (from the Noh play Ataka ) is a rousing tale about overcoming exactly this kind of power—power that tries to force people to fit its mold—through wit and ingenuity. But such presence of mind and judgment are not cultivated by drifting through one’...

「熊野」を聴く (FM能楽堂 5月19日放送分)


平清盛の息子・宗盛と和歌(うた)姫の侍女・熊野(ゆや)との物語。
清水寺での花見に熊野を連れて行きたい宗盛だが、故郷に住む母の病状悪化で、帰郷をせがまれる。が、宗盛とて、今や権勢衰えた平家の棟梁として明日をも知れぬ身。愛しい人とのひと時を逃したくない。結局、しぶしぶ同行させ、散る花の元で舞をも舞わせるが、母の死に目をそこに見た熊野の短冊に書いた一首によって、さすがの主も帰郷を許す。

 いかにせん都の春も惜けれど馴れし東の花や散るらんーー

宗盛にすれば、花見に同行させたわけだから、許さぬわけにもいかない。パワハラ、と言ってしまえばそれまでだが、これがお能独特の謡と囃子にかかると、なんだか、「いのちの儚さ」を思わさせられる。まさに「魔力」である。


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また森に行ってみた。雨上がりの落葉はしっとりと濡れていて、滑りそうだった。
フィトンチッドを浴びれば少しは回復するだろう、と期待しているが、今回はしぶとい。来週が健診だが、結果がどう出るか。。。
 



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