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注目

【人間の業】〜詩「喪のある景色」山之口貘 を誦む

山之口貘の詩「喪のある景色」 これ以上にシンプルで強烈なプロテスト・ソングがあるだろうか。。。 ということで、 あえて軽快な8ビートで朗誦。 日英バージョンの違いをお楽しみあれ。 「喪のある景色」 The poem “A Mourning  Landscape ” by Baku Yamanokuchi. Is there any protest song more simple—and more searing—than this? So, I went ahead and recited it to a deliberately light 8-beat. Enjoy the differences between the Japanese and English versions.  

「熊野」を聴く (FM能楽堂 5月19日放送分)


平清盛の息子・宗盛と和歌(うた)姫の侍女・熊野(ゆや)との物語。
清水寺での花見に熊野を連れて行きたい宗盛だが、故郷に住む母の病状悪化で、帰郷をせがまれる。が、宗盛とて、今や権勢衰えた平家の棟梁として明日をも知れぬ身。愛しい人とのひと時を逃したくない。結局、しぶしぶ同行させ、散る花の元で舞をも舞わせるが、母の死に目をそこに見た熊野の短冊に書いた一首によって、さすがの主も帰郷を許す。

 いかにせん都の春も惜けれど馴れし東の花や散るらんーー

宗盛にすれば、花見に同行させたわけだから、許さぬわけにもいかない。パワハラ、と言ってしまえばそれまでだが、これがお能独特の謡と囃子にかかると、なんだか、「いのちの儚さ」を思わさせられる。まさに「魔力」である。


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また森に行ってみた。雨上がりの落葉はしっとりと濡れていて、滑りそうだった。
フィトンチッドを浴びれば少しは回復するだろう、と期待しているが、今回はしぶとい。来週が健診だが、結果がどう出るか。。。
 



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