スキップしてメイン コンテンツに移動

注目

【為政者よ、見習え!】海陸の賊徒を討ち、国家人民を安ず〜印度副王宛 豊臣秀吉書翰 〜天正十九 (1591)年

  20日の投票日に向けて、参議院選挙たけなわ。  全ての言葉が空虚に響いてならない。  為政者よ、政治家よ、候補者よ、「吾邦(わがくに)已に晏然(あんぜん)たり」と言い切る秀吉を見習え!、との思いで制作。当時の覇権国ポルトガル国(ポルトガル領インド)の副王に容赦ない関白の気概が伝われば幸いです。 印度副王宛 豊臣秀吉書翰 〜天正十九 (1591)年 

創作 「スマート・シティー」

スマート・シティー(人が乗って動き出す)

生まれると、ワクチン摂取とともにIDチップが皮下に植えられる。これがなければ無戸籍人となるから法的保障を受けられないが、税金を払わずに済むので届け出ない親もいないではない。いずれ知れることになるのは明らかだが、いくら時代が進もうと、戦争と共に困窮は無くならない。

IDは追跡に不可欠である。彼(彼女)はちゃんと登校しているか。就職しているか。就職しているなら、どれほど稼いでいるか。キャッシュレスの時代、データは全て紐付けされているから、不正をすればすぐバレる。工業大を出ずとも、二、三歳からスマホを親友としてきているモバイル世代の役人が(なにせ、公務員はYouTuberに並ぶ人気職!)、米一粒栽培したことのない絹ごし豆腐のような指でキーパンチ(あるいは、スワイプ)しさえすれば、IoT技術が犯人の近場を巡回中の警官を瞬時に探り当て、そのトランシーパーに通報し、たちまちお縄。もっとも、相手がそれさえキャッチするスマート・ウォッチでも持っていれば慌てて逃走しようが、皮下に植わったチップが有効な限り、逃げ場はない。

チップ交換を試みる輩はいる。脅され、それを引き受ける医師も。しかし一挙一動が筒抜けの社会にあっては、そんな悪足掻きが成功するわけない。やり過ぎを言って、「不都合だからだろう」と撤回謝罪を迫られる議員が後を絶たない。通販サイトは「宝の山」を手放す気など毛頭ない。「お気に入り」がドローン配達される出不精はますます人任せに肥え太る。アンドロイドのマッサージにウトウトしつつ。。。

スマート・シティー
人類が誕生して2019年と信じてやまぬ
モバイルたちを
きょうも列車は「ゲートウェイ」を
スケジュールどおりに滑走するーー



NHK「マイあさ!」(マイBiz)竹中平蔵「スーパーシティ構想について」







コメント