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注目

【文語のエロティシズム】〜蒲原有明『有明集』から「愛欲の詩 四篇」を。

  文語(明治期)の色気を求めて土井晩翠から探索を始めたが、「詩人」のバロディーが浮かんだだけで、格調高いがエロティシズムは残念ながら見出せず、続く詩人として「蒲原有明」を読んでみた。  複雑な語彙やリズムを駆使した象徴派詩人として、『独絃哀歌』『春鳥集』『有明集』などを発表。薄田泣菫と併称され、北原白秋、三木露風らに影響を与えた。   蒲原有明(Wikipedia)  死とエロスの香り漂う「われ迷ふ」を作曲してみたが歌で終わるのが物足りなく、朗読することに。  文語の色気をご堪能あれ。 **The Eroticism of Literary Japanese** — Four Poems of Desire from Kambara Ariake’s *Ariake-shū* In search of the sensuality of Meiji-period literary Japanese, the exploration began with Doi Bansui. But aside from the parody “The Poet,” what emerged was grandeur and dignity rather than eroticism. So the search moved on to Kambara Ariake, one of the major poets who emerged after Doi Bansui. A Symbolist poet known for his intricate vocabulary and rhythms, Ariake published such collections as *Dokugen Aika*, *Shunchōshū*, and *Ariake-shū*. Often mentioned alongside Susukida Kyūkin, he went on to influence poets including Kitahara Hakushū and Miki Rofū. from "Kambara Ariake (Wikipedia)"  蒲原有明(Wikipedia) A musical setting was first made f...

創作 「スマート・シティー」

スマート・シティー(人が乗って動き出す)

生まれると、ワクチン摂取とともにIDチップが皮下に植えられる。これがなければ無戸籍人となるから法的保障を受けられないが、税金を払わずに済むので届け出ない親もいないではない。いずれ知れることになるのは明らかだが、いくら時代が進もうと、戦争と共に困窮は無くならない。

IDは追跡に不可欠である。彼(彼女)はちゃんと登校しているか。就職しているか。就職しているなら、どれほど稼いでいるか。キャッシュレスの時代、データは全て紐付けされているから、不正をすればすぐバレる。工業大を出ずとも、二、三歳からスマホを親友としてきているモバイル世代の役人が(なにせ、公務員はYouTuberに並ぶ人気職!)、米一粒栽培したことのない絹ごし豆腐のような指でキーパンチ(あるいは、スワイプ)しさえすれば、IoT技術が犯人の近場を巡回中の警官を瞬時に探り当て、そのトランシーパーに通報し、たちまちお縄。もっとも、相手がそれさえキャッチするスマート・ウォッチでも持っていれば慌てて逃走しようが、皮下に植わったチップが有効な限り、逃げ場はない。

チップ交換を試みる輩はいる。脅され、それを引き受ける医師も。しかし一挙一動が筒抜けの社会にあっては、そんな悪足掻きが成功するわけない。やり過ぎを言って、「不都合だからだろう」と撤回謝罪を迫られる議員が後を絶たない。通販サイトは「宝の山」を手放す気など毛頭ない。「お気に入り」がドローン配達される出不精はますます人任せに肥え太る。アンドロイドのマッサージにウトウトしつつ。。。

スマート・シティー
人類が誕生して2019年と信じてやまぬ
モバイルたちを
きょうも列車は「ゲートウェイ」を
スケジュールどおりに滑走するーー



NHK「マイあさ!」(マイBiz)竹中平蔵「スーパーシティ構想について」







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