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【知恵こそ武器】ロック歌舞伎「勧進帳」  Wisdom Is the True Weapon — Rock Kabuki “Kanjinchō”

  かつて、戦争資料館の館長から聞いたエピソード。招集された市民が軍服を手渡され、着てみると小さく、交換を申し出ると「お前が軍服に合わせろ!」と怒鳴られたそうだ。  役所、役人というのはそういうものだろう。「勧進帳」(能「安宅」)は、そんな「人を肩に嵌めようとする権力」の計略を知恵で乗り切ろうとする痛快劇である。しかし、その機転と裁量は、ただ一日ぼうっと過ごして育まれるものではなかろう。権力の前で怯え、平伏し、従ってしまうのが常。だからこそ、弁慶のような智勇を兼ね備えた人物に、時代を超えた憧れを抱くのかも知れない。現代で言えば、大谷翔平だろうか。。。   「弁天小僧 菊之助」  に続くロック歌舞伎の第二弾。「大恩教主の秋の月」の季節ではないが、選挙が近いともあって、制作した「勧進帳」のように、投票用紙に自分の意見を書けば無効になる。「指定の名を」というのが権力側の意向。そこに民意が反映されるのか、、、いつもの疑問である。  Once, I heard an episode from the director of a war museum. Citizens who had been drafted were handed military uniforms. When one man tried his on, it was too small. He asked for a different size—and was shouted at: “Adjust yourself to the uniform!”  That, in essence, is how bureaucracies and officials tend to work.  Kanjinchō (from the Noh play Ataka ) is a rousing tale about overcoming exactly this kind of power—power that tries to force people to fit its mold—through wit and ingenuity. But such presence of mind and judgment are not cultivated by drifting through one’...

創作 「スマート・シティー」

スマート・シティー(人が乗って動き出す)

生まれると、ワクチン摂取とともにIDチップが皮下に植えられる。これがなければ無戸籍人となるから法的保障を受けられないが、税金を払わずに済むので届け出ない親もいないではない。いずれ知れることになるのは明らかだが、いくら時代が進もうと、戦争と共に困窮は無くならない。

IDは追跡に不可欠である。彼(彼女)はちゃんと登校しているか。就職しているか。就職しているなら、どれほど稼いでいるか。キャッシュレスの時代、データは全て紐付けされているから、不正をすればすぐバレる。工業大を出ずとも、二、三歳からスマホを親友としてきているモバイル世代の役人が(なにせ、公務員はYouTuberに並ぶ人気職!)、米一粒栽培したことのない絹ごし豆腐のような指でキーパンチ(あるいは、スワイプ)しさえすれば、IoT技術が犯人の近場を巡回中の警官を瞬時に探り当て、そのトランシーパーに通報し、たちまちお縄。もっとも、相手がそれさえキャッチするスマート・ウォッチでも持っていれば慌てて逃走しようが、皮下に植わったチップが有効な限り、逃げ場はない。

チップ交換を試みる輩はいる。脅され、それを引き受ける医師も。しかし一挙一動が筒抜けの社会にあっては、そんな悪足掻きが成功するわけない。やり過ぎを言って、「不都合だからだろう」と撤回謝罪を迫られる議員が後を絶たない。通販サイトは「宝の山」を手放す気など毛頭ない。「お気に入り」がドローン配達される出不精はますます人任せに肥え太る。アンドロイドのマッサージにウトウトしつつ。。。

スマート・シティー
人類が誕生して2019年と信じてやまぬ
モバイルたちを
きょうも列車は「ゲートウェイ」を
スケジュールどおりに滑走するーー



NHK「マイあさ!」(マイBiz)竹中平蔵「スーパーシティ構想について」







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