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【我が道を行け!】詩「ホットケーキ」/ Do your own thing! Poem "Hotcake"

 「え? それ、この前言ってたのと違うよ。。。」  ああ、人というのは如何に当てにならぬものか。  ということを詠みました。 “Huh? That’s different from what you said before…” Ah, how unreliable people are. I put that into verse.

詩「輝きの森」


澄んだ空気がことばだった
静かで優しいささやきなのだ
うるさくもない
疲れもしない
人とは随分ちがう

夏枯れの葉を踏む音が
傷痍兵のように疲れた僕の挨拶だ
「おう。久し振り。相変わらずだな」
ずさっ、ずさっ、と
能楽師さながらの摺り足が呟く
背はくの字に屈んでる
そこへ
暖かな陽射しと野鳥の囀りが降りそそぐ

不思議だ
僅か十分の散策が
僕に元気を取り戻させた

光と命ーー

これ以上、なにを望もう
喝采や褒賞や愛を欲しがることの
なんと苦しく虚しいことよ
「負け惜しみ」と笑う者は笑うがいい

森は晴れの日も雨の日も
泰然と輝いているーー

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