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【祝 午年/Rock 俳句 Haiku】小林一茶 雀の子 /New Year Haiku 2026 Kobayashi Issa

 小林一茶「雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る」 Kobayashi Issa   Hey, little sparrows Move aside, move aside, now A horse passing by Read, Translated and Music by POETAQ

詩「輝きの森」


澄んだ空気がことばだった
静かで優しいささやきなのだ
うるさくもない
疲れもしない
人とは随分ちがう

夏枯れの葉を踏む音が
傷痍兵のように疲れた僕の挨拶だ
「おう。久し振り。相変わらずだな」
ずさっ、ずさっ、と
能楽師さながらの摺り足が呟く
背はくの字に屈んでる
そこへ
暖かな陽射しと野鳥の囀りが降りそそぐ

不思議だ
僅か十分の散策が
僕に元気を取り戻させた

光と命ーー

これ以上、なにを望もう
喝采や褒賞や愛を欲しがることの
なんと苦しく虚しいことよ
「負け惜しみ」と笑う者は笑うがいい

森は晴れの日も雨の日も
泰然と輝いているーー

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