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【為政者よ、見習え!】海陸の賊徒を討ち、国家人民を安ず〜印度副王宛 豊臣秀吉書翰 〜天正十九 (1591)年

  20日の投票日に向けて、参議院選挙たけなわ。  全ての言葉が空虚に響いてならない。  為政者よ、政治家よ、候補者よ、「吾邦(わがくに)已に晏然(あんぜん)たり」と言い切る秀吉を見習え!、との思いで制作。当時の覇権国ポルトガル国(ポルトガル領インド)の副王に容赦ない関白の気概が伝われば幸いです。 印度副王宛 豊臣秀吉書翰 〜天正十九 (1591)年 

詩「輝きの森」


澄んだ空気がことばだった
静かで優しいささやきなのだ
うるさくもない
疲れもしない
人とは随分ちがう

夏枯れの葉を踏む音が
傷痍兵のように疲れた僕の挨拶だ
「おう。久し振り。相変わらずだな」
ずさっ、ずさっ、と
能楽師さながらの摺り足が呟く
背はくの字に屈んでる
そこへ
暖かな陽射しと野鳥の囀りが降りそそぐ

不思議だ
僅か十分の散策が
僕に元気を取り戻させた

光と命ーー

これ以上、なにを望もう
喝采や褒賞や愛を欲しがることの
なんと苦しく虚しいことよ
「負け惜しみ」と笑う者は笑うがいい

森は晴れの日も雨の日も
泰然と輝いているーー

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