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注目

【無意識と宇宙】唯識三十頌 Triṃśikā-vijñapti-mātratā (Thirty Verses on Consciousness Only)

  アインシュタインが「天才」と称した物理学者、ニコラ・テスラが説いたように、宇宙(万物)が周波数で出来ているとしたら、「読経」はその周波数を、その内容とともに発しているのだろうか。。。  ユングの集合的無意識のさらに奥を明かすらしい「唯識三十頌」を読誦してみた。宇宙に届くだろうか。。。 「唯識三十頌」 “Following Nikola Tesla—the physicist whom Einstein called a ‘genius’—if the universe (all things) is made of frequency, then perhaps chanting sutras releases those very frequencies along with the meanings they carry… I tried reciting Vasubandhu’s Thirty Verses on Consciousness-Only (Vijñaptimātratā-triṃśikā), which speaks of a stratum deeper than Jung’s collective unconscious—namely the ālayavijñāna. Will it reach the cosmos…?” Thirty Verses on Consciousness-Only (Vijñaptimātratā-triṃśikā) English Subtitles Version

孤友の日(こどものひ)。

わたしは何を待っているのか
わたしはわたしを待っているのか
わたしはそれを釣り上げることが出来るだろうか
釣り上げたところで、果たして、それはしあわせだろうか
しあわせは水揚げされて、ぴしぴしとのたうち回り
やがてコロリと参ってしまう
それなら黙って見過ごしてあげたほうが
両者にとってしあわせなのではなかろうか

男と女の間には深くて暗い川が流れているらしいが
わたしとわたしの間にも
それと同様の川が流れているのではないか
船を漕いで垣間見る川面に
時折り美女が現れ
しばし幸福に浸る

しあわせはマーメイド
釣り上げることはない
「詩はただ病める魂の所有者と
孤独者との寂しい慰め」
なにも、三越や伊勢丹に行かずとも
Amazonや楽天で探さずとも
静かな孤りのうちに
煌めいていたりするのだーー

(萩原朔太郎の言葉を引用した)




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