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【我が道を行け!】詩「ホットケーキ」/ Do your own thing! Poem "Hotcake"

 「え? それ、この前言ってたのと違うよ。。。」  ああ、人というのは如何に当てにならぬものか。  ということを詠みました。 “Huh? That’s different from what you said before…” Ah, how unreliable people are. I put that into verse.

孤友の日(こどものひ)。

わたしは何を待っているのか
わたしはわたしを待っているのか
わたしはそれを釣り上げることが出来るだろうか
釣り上げたところで、果たして、それはしあわせだろうか
しあわせは水揚げされて、ぴしぴしとのたうち回り
やがてコロリと参ってしまう
それなら黙って見過ごしてあげたほうが
両者にとってしあわせなのではなかろうか

男と女の間には深くて暗い川が流れているらしいが
わたしとわたしの間にも
それと同様の川が流れているのではないか
船を漕いで垣間見る川面に
時折り美女が現れ
しばし幸福に浸る

しあわせはマーメイド
釣り上げることはない
「詩はただ病める魂の所有者と
孤独者との寂しい慰め」
なにも、三越や伊勢丹に行かずとも
Amazonや楽天で探さずとも
静かな孤りのうちに
煌めいていたりするのだーー

(萩原朔太郎の言葉を引用した)




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