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注目

【文語のエロティシズム】〜蒲原有明『有明集』から「愛欲の詩 四篇」を。

  文語(明治期)の色気を求めて土井晩翠から探索を始めたが、「詩人」のバロディーが浮かんだだけで、格調高いがエロティシズムは残念ながら見出せず、続く詩人として「蒲原有明」を読んでみた。  複雑な語彙やリズムを駆使した象徴派詩人として、『独絃哀歌』『春鳥集』『有明集』などを発表。薄田泣菫と併称され、北原白秋、三木露風らに影響を与えた。   蒲原有明(Wikipedia)  死とエロスの香り漂う「われ迷ふ」を作曲してみたが歌で終わるのが物足りなく、朗読することに。  文語の色気をご堪能あれ。 **The Eroticism of Literary Japanese** — Four Poems of Desire from Kambara Ariake’s *Ariake-shū* In search of the sensuality of Meiji-period literary Japanese, the exploration began with Doi Bansui. But aside from the parody “The Poet,” what emerged was grandeur and dignity rather than eroticism. So the search moved on to Kambara Ariake, one of the major poets who emerged after Doi Bansui. A Symbolist poet known for his intricate vocabulary and rhythms, Ariake published such collections as *Dokugen Aika*, *Shunchōshū*, and *Ariake-shū*. Often mentioned alongside Susukida Kyūkin, he went on to influence poets including Kitahara Hakushū and Miki Rofū. from "Kambara Ariake (Wikipedia)"  蒲原有明(Wikipedia) A musical setting was first made f...

動画づくり難航。。。〜謡曲「花筐」に挑戦

 

世阿弥の念力???

改元を意識して、というわけではないが、以前から謡曲「花筐」のサワリが気に入っていて、散歩の際に謡っていたものだから、この機に乗じて(って、結局、意識してんじゃん!)動画づくりに挑んでいるけど、これがなかなか進まん! きっと700年前の作者・世阿弥が「Youtubeなど!」とあの世でご立腹なのかも知れない。その気が名曲をWebに流すのを阻んでいるのだろう。。。

花筐の魅力

またまたNHKだが、日曜早朝に「FM能楽堂」という、囃子方の入らない素謡が放送されている。そこで「花筐」を知った。
いやぁ〜、美しい節回しに惚れた。物語も、ハッピーエンド。天皇となるために上洛する皇子から、お別れのブーケ(花筐)を手紙と共に手渡された恋人の照日の前。しかし、恋情拭いがたく、狂女となって皇子を追う。その紅葉狩りの場で再会。彼女が後生手にしている花筐を見て、皇子は元カノと知り、侍女としてこれから一緒に暮らす。。。
私が朝散歩に口ずさんでいるのは冒頭、その皇子の使いから手渡される花束に添えられた手紙を、照日の前が読み上げるところ。ここが、たまらん! 切なくて美しい旋律。世阿弥は天才!

そんな傑作に挑むのだから、簡単にはいかなぬのは承知の上である。が、好きが高じて、動画第二弾として何とか仕上げたい。デビュー作を一週間前に朗読披露してから、いわゆる「燃え尽き症候群」だろう、疲労が抜けぬまま今日に至っている。そもそも、ブログも動画もこちら次第だから休んだって構わない。が、「今日という日は、残りの人生の最初の日」と思うと、ボッーっと生きてんじゃないよ!と焦燥感に駆られる。書いたり作ったりして公表する以上、「見てもらわなくたって平気」というのは嘘になる。が、私自身、黄泉へ旅立つとき、天空から「ああ。よく作ったものだ」と我が仕事を見下ろして、人生にOKを出したい。自己満足の謗りは免れないけど、そうとでも思わないと、生きてゆけんじゃないですか。
ああ、「じゃないですか」って言ってしまった。「頑張れ」と共に使いたくない、有無を言わさぬ同意強制。。。

日本は所によって29℃が出る初夏に突入。ああ、今夏も灼熱か、とキリマンジャロの雪を夢見る世阿弥フアンです。

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