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【知恵こそ武器】ロック歌舞伎「勧進帳」  Wisdom Is the True Weapon — Rock Kabuki “Kanjinchō”

  かつて、戦争資料館の館長から聞いたエピソード。招集された市民が軍服を手渡され、着てみると小さく、交換を申し出ると「お前が軍服に合わせろ!」と怒鳴られたそうだ。  役所、役人というのはそういうものだろう。「勧進帳」(能「安宅」)は、そんな「人を肩に嵌めようとする権力」の計略を知恵で乗り切ろうとする痛快劇である。しかし、その機転と裁量は、ただ一日ぼうっと過ごして育まれるものではなかろう。権力の前で怯え、平伏し、従ってしまうのが常。だからこそ、弁慶のような智勇を兼ね備えた人物に、時代を超えた憧れを抱くのかも知れない。現代で言えば、大谷翔平だろうか。。。   「弁天小僧 菊之助」  に続くロック歌舞伎の第二弾。「大恩教主の秋の月」の季節ではないが、選挙が近いともあって、制作した「勧進帳」のように、投票用紙に自分の意見を書けば無効になる。「指定の名を」というのが権力側の意向。そこに民意が反映されるのか、、、いつもの疑問である。  Once, I heard an episode from the director of a war museum. Citizens who had been drafted were handed military uniforms. When one man tried his on, it was too small. He asked for a different size—and was shouted at: “Adjust yourself to the uniform!”  That, in essence, is how bureaucracies and officials tend to work.  Kanjinchō (from the Noh play Ataka ) is a rousing tale about overcoming exactly this kind of power—power that tries to force people to fit its mold—through wit and ingenuity. But such presence of mind and judgment are not cultivated by drifting through one’...

自分の相撲


昨日は少々調子がよくなったもので、そんな風に書いたが、書いて15分ほど経つと、どっと疲れが襲ってきて、バタンQ! こんなにつらいのなら、いっそ。。。などと瞼を閉じてイヤホンを耳に挿した。小さくて素直な連れ合い。これがなければ、寝れないのだ。

夏場所をやっていた。もとより、相撲など興味ない。来年の五輪にも興味がないから、非国民と言われても仕方ない。でも、国籍は「地球」。全く、都合がいい。
局を替えるのも億劫なほど疲れていたのだ。窓外から橙色の落日が閉じた目にも眩しい。それでも、うとうとしながら聴いていた。二大関と横綱が立て続けに負けた。

解説が「三者とも立ち会いがよかったが、相手が土俵際で我慢したのが勝因」と言っていた。そのあと、勝ち力士のインタビューが続いた。三者とも「自分の相撲」と言っていた。当然だが、「人の褌」とは言わなかった。

「土俵際か」と思った。はぁはぁ、と天井に喘ぎながら「瀬戸際」を想像していた。我慢も、うっちゃりも不可能に思えた。「国技館からお別れです」とのアナウンサーの挨拶に、「さよなら」と心で返したら、眠っていた。そして、今日だった。

机上で美女が微笑んでいた。。。


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