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【ロックな達治!】三好達治「神風隊てふ」/ROCK POEM // “KAMIKAZE CORPS (so-called)” Original: MIYOSHI Tatsuji  

  巷に三好達治の朗読が氾濫しているようだが、老いてますますアウトロー風盛んな小生は、この抒情詩人の戦時詩をロック・バイブに乗せて読んでみた。  当初は詩文表示を貫こうと思っていたが、絵をつけてみたところ現実味が増し、最後は特攻隊員たちの写真(パブリック・ドメイン)で掉尾を飾ることにした。  この若者たちが命を賭して戦ってくれたのだ、と思うと、sexcentricな小生も流石に胸が熱くなる。合掌。 ロック詩「神風隊てふ」三好達治  While the internet seems flooded with readings of Miyoshi Tatsuji, I—an aging rogue whose outlaw streak only grows with the years—decided to recite this lyric poet’s wartime verse over a rock vibe.  At first I meant to keep it text-only on screen, but adding images made it feel more immediate; in the end I chose to close with public-domain photographs of the kamikaze pilots.  Thinking of those young men who staked their lives in battle, even a sexcentric guy like me feels my heart swell. Rest in peace. ROCK POEM // “KAMIKAZE CORPS (so-called)” Original: MIYOSHI Tatsuji

小さいことはいいことだ! 「歌う生物学 本川達雄教授 (ラジオ深夜便「科学部」5月13日放送分)から

小さいことはいいことだ!


毎回、ご自慢ののど(オリジナル歌曲)を聞かせてくれるナマコ研究の大家・本川達雄教授の、「深夜便科学部」5月13日(月)放送分を、以下に略述する。

動物スケーリングで見るゾウとネズミ

食物摂取量とエネルギー消費量は比例する。エネルギーは細胞が消費。それは働く=生きているという証拠。ゾウであれネズミであれ、細胞一個の質量は変わらない。
エネルギー消費量は体重の4分の1に反比例して減ってゆく。体重が10倍になると、細胞のエネルギー消費量はおよそ半分になる。体重が10万倍だと、エネルギー消費量は18分の1に減る(ハツカネズミとゾウとの比較に相応する)。
消費量は働いた、ということになるので、大きな動物(の細胞)はあまり働かない。ゾウの細胞はネズミのそれの5・6%しか働いていない。

ゾウはサボっていない

細胞が働くと熱になる。熱は皮膚から逃げる。大きいものほど熱が逃げにくい(例:茶碗の湯より風呂の湯は冷めにくい)。ゾウは熱が逃げにくいので、ネズミ同様の働きをすると、体温が100度を超えて、自ら焼けてしまう。これを避けるため、敢えて働かなく出来ている。決して、サボっているわけではない。

生物の群体と企業モデル

群体ーーサンゴやホヤは親の個体が自ら分かれたり枝を出したりして無性生殖でクローン(子供)を作る。群体は全体として統一のとれた行動を示す一つのシステムを構成する。個体が集まって作るシステムゆえ、企業のモデルと同じ。
ホヤの実験。90と10個の群体などに分けてエネルギー消費量を計測すると、確かに「体重の4分の1に反比例」。運動器官も脳も発達していないホヤさえ、分割すると、「ゾウとネズミ」の法則と合致する。つまり、「小さいほど、よく働く」。

教授の結論(及び、独唱)

新入社員よ、就活生よ。「大企業だから良い」とは必ずしも言えない。「小さいところ」こそ、自身を発揮出来る場なのだ。

〽️小さいこともいいことだ。力いっぱい働ける。


※聞き書きのため、誤りがあれば、ご指摘のほど、お願い申し上げます。

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