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注目

【文語のエロティシズム】〜蒲原有明『有明集』から「愛欲の詩 四篇」を。

  文語(明治期)の色気を求めて土井晩翠から探索を始めたが、「詩人」のバロディーが浮かんだだけで、格調高いがエロティシズムは残念ながら見出せず、続く詩人として「蒲原有明」を読んでみた。  複雑な語彙やリズムを駆使した象徴派詩人として、『独絃哀歌』『春鳥集』『有明集』などを発表。薄田泣菫と併称され、北原白秋、三木露風らに影響を与えた。   蒲原有明(Wikipedia)  死とエロスの香り漂う「われ迷ふ」を作曲してみたが歌で終わるのが物足りなく、朗読することに。  文語の色気をご堪能あれ。 **The Eroticism of Literary Japanese** — Four Poems of Desire from Kambara Ariake’s *Ariake-shū* In search of the sensuality of Meiji-period literary Japanese, the exploration began with Doi Bansui. But aside from the parody “The Poet,” what emerged was grandeur and dignity rather than eroticism. So the search moved on to Kambara Ariake, one of the major poets who emerged after Doi Bansui. A Symbolist poet known for his intricate vocabulary and rhythms, Ariake published such collections as *Dokugen Aika*, *Shunchōshū*, and *Ariake-shū*. Often mentioned alongside Susukida Kyūkin, he went on to influence poets including Kitahara Hakushū and Miki Rofū. from "Kambara Ariake (Wikipedia)"  蒲原有明(Wikipedia) A musical setting was first made f...

花の日に





4月8日は花の日、とのこと。

朗読動画の編集作業。遅々として進まず。

いや。つまずいているということは、進んでいる証拠、、、と自分を慰めつつ努めるのみ。


昨日のヴァルザー、小野正嗣の続き。
「自分が世の中で成功するかもしれないと考えると、ぼくはゾッとする」、そうフランツ・モーア(シラーの『群盗』の登場人物)の台詞を書き換えながらヴァルザーは言う。彼の主人公たちはみんな、この恐怖を共有している。けれどもなぜ? 世の中に対する嫌悪感、あるいは倫理的怨恨(ルサンチマン)や激情(パトス)などからでは全然なく、全く享楽主義(エピキュリアン)的理由から。彼らは自分自身を味わいたいのだ」(ベンヤミン・コレクション2 ちくま学術文庫)

世間的評判などでなく、自分自身が楽しい・幸せでありたいーー幸せは他者の目が決めるのではなく、自分自身なのだ、と。
この辺り、「地獄とは他人の目」と言ったサルトルにも通じる気がする。
確かに、ヴァルザーの『散歩』を読んでいると、とても他人を楽しますために書いているとは思えない。むしろ、自分のために書いているような。でも、それこそが幸福なのだな、と。

実は、きょう、知人のかたのご葬儀があった。色々、思うこところ有り。
花の日。誕生日の花は「レンゲソウ」。花言葉が「私の苦しみを和らげる」(NHK「ラジオ深夜便」より)
確かに(また言った)、花を見ると、ホッとする。そんな年齢になったのか、、、と新品の学生服に追い越されながら思った。

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