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【文明の危機〜タゴールの放つ警鐘は今なお、、、】”Crisis in Civilization” — Tagore’s Warning Still Rings Out

  昨日(6月16日付)の新聞に、アメリカ(トランプ大統領)とイランとの停戦合意の文字が躍っていた。同じ面に、サッカー日本代表がオランダと2−2のドローで初戦を終え、日経平均株価が七万円に迫る最高値を更新した、とあった。  インドの詩聖タゴールは死の直前にエッセーを残している。その名も『文明の危機』。 "Crisis in Civilization"(English)       遅まきながら拝読し、いささか驚いた。日本の軍国主義を批判した彼が「日出(いず)る国」に期待を寄せていたようなのだ。長いエッセーなので、エッセンスを抽出するように再構成を試みた。彼の詩集『ギタンジャリ』にならって散文形式にまとめた。東洋人の目から見る西洋文明の危機ーー80年を経た現在もそれは変わっていない気がする。  In yesterday’s newspaper, dated June 16, the words “ceasefire agreement between the United States — President Trump — and Iran” leapt from the page. On the same page, I also saw that Japan’s national football team had opened its campaign with a 2–2 draw against the Netherlands, and that the Nikkei average had reached a new record high, closing in on 70,000.  Shortly before his death, India’s poet-sage Rabindranath Tagore left behind an essay. Its title was "Crisis in Civilization." Belatedly, I read it — and found myself somewhat surprised. Tagore, who had criticized Japan’s militarism, nevertheless seems to have plac...

花の日に





4月8日は花の日、とのこと。

朗読動画の編集作業。遅々として進まず。

いや。つまずいているということは、進んでいる証拠、、、と自分を慰めつつ努めるのみ。


昨日のヴァルザー、小野正嗣の続き。
「自分が世の中で成功するかもしれないと考えると、ぼくはゾッとする」、そうフランツ・モーア(シラーの『群盗』の登場人物)の台詞を書き換えながらヴァルザーは言う。彼の主人公たちはみんな、この恐怖を共有している。けれどもなぜ? 世の中に対する嫌悪感、あるいは倫理的怨恨(ルサンチマン)や激情(パトス)などからでは全然なく、全く享楽主義(エピキュリアン)的理由から。彼らは自分自身を味わいたいのだ」(ベンヤミン・コレクション2 ちくま学術文庫)

世間的評判などでなく、自分自身が楽しい・幸せでありたいーー幸せは他者の目が決めるのではなく、自分自身なのだ、と。
この辺り、「地獄とは他人の目」と言ったサルトルにも通じる気がする。
確かに、ヴァルザーの『散歩』を読んでいると、とても他人を楽しますために書いているとは思えない。むしろ、自分のために書いているような。でも、それこそが幸福なのだな、と。

実は、きょう、知人のかたのご葬儀があった。色々、思うこところ有り。
花の日。誕生日の花は「レンゲソウ」。花言葉が「私の苦しみを和らげる」(NHK「ラジオ深夜便」より)
確かに(また言った)、花を見ると、ホッとする。そんな年齢になったのか、、、と新品の学生服に追い越されながら思った。

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