スキップしてメイン コンテンツに移動

注目

祝🐍巳年 切り絵動画 ヤマタノオロチ  Happy New Year of Snake Recitation Film"Kojiki (Ancient Japanese Legends),Yamatano-orochi-The Eight-Headed Serpent"" 

  昨年末、突然、腰痛に見舞われた。慣れぬ庭作業で歩行困難に。起床時などは着替えさえ出来なかった。それが始まったのが、ちょうどこの朗読動画に着手した頃である。 「蛇(オロチ)が降りてきた!」  これは退治せねば、と、三週間の格闘と度重なる「書き出し失敗」の末、完成したのが正月二日だった。お陰で、現在はなんとか歩けるまでに痛みは緩和している。悠久の魂魄が息づく神話と対峙するのは容易でない。恐るべし「言霊」である。 At the end of last year, I was suddenly struck by lower back pain. Unfamiliar garden work left me unable to walk. At times, like when getting up in the morning, I couldn’t even get dressed. This all began right around the time I started working on this reading video. “The serpent (Orochi) has descended!” I thought, I must vanquish it. After three weeks of struggle and countless "export failures," I finally completed it on January 2nd. Thanks to that, the pain has now eased to the point where I can walk somehow. Facing myths where eternal spirits reside is no easy task. The power of "kotodama" (the spirit of words) is truly fearsome. 太鼓朗読 古事記「八俣の大蛇」 Taiko Recitation: Kojiki "Yamata no Orochi–The 8-Headed Serpent" JPN Read/ENG Subs

死を宣告された人間が見るすべてが美 (ラジオ深夜便「明日へのことば」映像作家 保山耕一)

50歳のときに末期ガンが判明。余命数ヶ月。
業界で有名だった彼の闘病生活は、孤独だった、とのこと。仕事仲間はいたが、倒れたときには「とうとうヤツも倒れたな」との心無い噂。

そんな中、故郷の奈良の風景をスマホで撮った。癒された。痛みも苦しみも孤独も忘れ、3000円で買った三脚とスマホで夢中になって撮影した。

気づけば、宣告された余命はとっくに過ぎた。死を覚悟したら、風景の全てが厳しくも美しく輝く。
自然が「さあ、撮ってくれ」と招く。「撮らせて頂く」と撮影者。人混みで孤独をしょっちゅう感じるが、自然と向き合ったとき、孤独は大宇宙と一体ということを知覚する。

新月のあとの、弧線のような月こそ最も美しい。誰もそんなものは探しはしないし、見逃すけれど、そこに自然は・宇宙は微笑みかけてくれる。
孤独、、、いいじゃないですか。
電車に乗れば、100人のうち98人はスマホを見てる。孤独防止器。親戚・近隣は「孤独死」を哀れがる。でも、死期を悟ったゾウが、すーっと群れを離れて誰知らぬ場所で斃れるごとく、そんな尊厳さこそ、美しく思う。

生も死もTube に繋がりっぱなし。。。
いささか自省。。。


奈良の美満載。「保山耕一 Website]


こちらは、小生の母高の桜並木。


コメント