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注目

【終戦80周年】『愛國百人一首』『戦争(作・与謝野晶子)』を詠む

  8月15日を迎えた。終戦80周年(海外では、日本が降伏文書に署名した9月2日)に寄せて、二作を制作。祈りの一日。。。 『愛國百人一首』 ロック詩『戦争』与謝野晶子 August 15 has come — the 80th anniversary of the end of the war. (Overseas, the date is marked as September 2, when Japan signed the Instrument of Surrender.) On this day of prayer, I completed two new works. 【English Subs】80 Years After WWII /100 Patriotic Tanka Poems (1942): Samurai Spirit in Prewar Japan “War(戦争)” Yosano Akiko,Poet(1878-1942)  JPN Read/ENG Subs  

タブレット朗読!

iPadを首にかけての朗読 / 写真提供:夏野雨

夢のひととき

昨日の今日で、なんだか二日酔いのようにぼーっとしている。
1時間の運転と40分の徒歩による参加。まあ、その間に稽古するわけだが、さすがにタブレットを首にかけては歩けない。そうなのだ。iPadで自作動画(を流しながらの(原稿なしの)朗読。タイトルが『船が来た』だけに、暗礁に乗り上げないか心配だった。。。
『船が来た』(Youtubeチャンネル「ひとりぼっちの朗読会」

が、いざ、マイクの前に立つと、「自分」が消える。「夢中」というのはこういうことで、とりわけ今回は、「パワポでプレゼン」みたいに自分が画像を見ながら説明、というわけではないから、頼りは片耳に引っ掛けたBluetoothイヤホンのみ。そこから小さく聞こえる声に合わせて、いわゆる「ラップ朗読」ーー松村邦洋、高橋源一郎、小林克也諸氏のコメント(第三回「詩のボクシング」全国大会 NHK-BS2「詩のボクシング7 心に届け! 声の力 言葉の力」より)ーーを誤りなく朗詠するのに必死だったのだ。

とは言え、なんだか心地よかった。笑いが聞こえて、それも励みになった。わずか3分ちょっと。このための労力は計り知れぬが(って、自分で言うな😠)、無事終えた後の爽快な疲労と解放感はたまらない。ホントに夢のようなひとときだった。

詩は日常のなかに

詩友との出会いもそうだ。見逃してしまいがちな日常の瑣末さにこそ詩があり、それが人生を楽しくしてくれる、とーー。
「ことば」で「世界」を創り、「しあわせ」を創る。
いや。「創る」んじゃなく、「見る」んだろう。芝生のひとくさ、ひとくさに詩を見る。実はそこに在って、それを僕らは見てないだけ。詩人にはそれを気づかせる使命がある。「あなたも詩人なんだよ」と。「あなたも実は幸福なんだよ」と。

おお! ひと仕事終えたあとの、一夜明けても取れぬ倦怠(もう歳だ!)は幸福の象徴。僕の初挑戦の朗読動画に笑い・拍手・撮影・登録まで頂いた「福ポエ」ご来場の皆さまに「ありがとう!」とこの場をお借りして謝意を申し上げます。






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