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【終戦80周年】『愛國百人一首』『戦争(作・与謝野晶子)』を詠む

  8月15日を迎えた。終戦80周年(海外では、日本が降伏文書に署名した9月2日)に寄せて、二作を制作。祈りの一日。。。 『愛國百人一首』 ロック詩『戦争』与謝野晶子 August 15 has come — the 80th anniversary of the end of the war. (Overseas, the date is marked as September 2, when Japan signed the Instrument of Surrender.) On this day of prayer, I completed two new works. 【English Subs】80 Years After WWII /100 Patriotic Tanka Poems (1942): Samurai Spirit in Prewar Japan “War(戦争)” Yosano Akiko,Poet(1878-1942)  JPN Read/ENG Subs  

「カフェの日」とアリアナ・グランデ

1888年(明治21年)の今日、日本で初の本格的喫茶店が東京で開業。
(「今日」という日は、本来、一日(いちにち)しかないので、こういう言い方はあまり好まないが、便宜上、記すことにする)

漢字から「平仮名」「片仮名」を創出するなど、他国文化を自国好みにカスタマイズするのが得意な日本。日本初のカフェも、ハイカラなのは違いないにしろ、さぞ美事な和洋折衷が賞味されたことだろう。

またまたNHKで申し訳ないが(回し者ではありません)、今朝の「まいあさ」サタデー・エッセーで作家・冲方丁氏が語っていた「アリアナ・グランデの七輪事件」を聴いていて思ったことをひとくさり。

日本贔屓で有名だった彼女。いつか日本にも住みたいと日本語を学んでいたそうで、それが高じて、自身の曲「seven rings」を文字どおり「七輪」と訳し、手にタトゥーを彫った。それが、多くの日本人にバッシングされ、とうとう彼女は日本嫌いになった。冲方氏はそれを実に残念がっていた。日本だって、「天ぷら」はもともとポルトガル語で「料理する」という意味だし、「出任せ」も英語のデマゴーグから来ている。自国風に改変し、定着させている。なにも「七輪」に目くじら立てることもなかろう、と。

カフェのメニュー・ボードにあった「抹茶アイス」。よく晴れた昼下がりに、甘党の私は「けしからん!」の代わりに、「ひとつ」と注文してしまった。



*作家・冲方丁「アリアナ・グランデ 七輪事件を語る」→聴き逃し4月22日まで
サタデー・エッセー 冲方丁 4月22日 午後6時まで

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