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注目

【為政者よ、見習え!】海陸の賊徒を討ち、国家人民を安ず〜印度副王宛 豊臣秀吉書翰 〜天正十九 (1591)年

  20日の投票日に向けて、参議院選挙たけなわ。  全ての言葉が空虚に響いてならない。  為政者よ、政治家よ、候補者よ、「吾邦(わがくに)已に晏然(あんぜん)たり」と言い切る秀吉を見習え!、との思いで制作。当時の覇権国ポルトガル国(ポルトガル領インド)の副王に容赦ない関白の気概が伝われば幸いです。 印度副王宛 豊臣秀吉書翰 〜天正十九 (1591)年 

ウサギの目 〜運命を想う

左目を打ってしまった。バス・マットで。
立てかけてあったそれを下ろそうとして左手で下ろそうとした瞬間だった。

眼鏡を外していたのと、慌てていたのと。

鉄板でも木板でもないから良かったものの、痛くて、鏡で見ると。


ショックだった。
私は朗読会やひとり芝居など、人前に出ることがある。
これでは醜くて、とても出られない。ホントに涙。。。

無数の「if(もし)」が頭を駆け巡る。
もし、慌てず、慎重に浴室へ入っていたら。。。
もし、当たったところが目でなく、頬だったら。。。
もし、白目でなく、黒目だったら。。。

3歳のとき、母と行ったスーパーでオシッコをしたくなり、店先の、道路を隔てた駐車場へ駆け出た。そこへ、自動車が走って来て、私はちょうど助手席のドアにぶつかった。
が、幼い子供の柔軟さだろうか、転んだものの、別に大怪我もせず、平然と用を足して母の元に戻った。もし、1秒でも早く飛び出していたら、私はボンネットに跳ね飛ばされ、死んでいただろう。。。

「もし」は数え上げればキリがない。
目を打って数時間経ったが、充血は去らない。去りそうにない。私はこの先、赤い左目のままだろう。

サルトル
ラフカディオ・ハーン
ヤニス・クセナキス 
皆、目に何らかの障がいを持っていた。
偉人を引き合いに出すのは甚だ不遜だが、揶揄や劣等感を覆す彼らの不撓不屈は見習うべきものがある。

なーんて、難しいことは置いといて、「見えてんだから、いいじゃないの」。
まあ、そういうことにしておこう。所詮、欠陥だらけの人生なんだし。。。

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