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注目

【白秋はロックな詩人〜北原白秋「邪宗門秘曲(ロック)」】

  北原白秋、と聞くと、真っ先に童謡のイメージを抱く。しかも、金子みすゞと並んで教科書に載るような実に優等生的名作ばかりで、荒みきった小生には退屈で仕方ない。だから、長い間ノータッチだったのだが、ふと「邪宗門」という言葉に引っかかるところがあり、「青空文庫」を閲覧してみて仰天した。かくもキレキレの白秋にお目にかかるのは、遅まきながら初めてだったのだ。童謡のイメージが見事に粉砕された瞬間だった。と同時に、ロックビートが耳に蘇ってきて、それで朗誦することにした。詩人の若き時は、なぜこうも尖っているのだろう。歳を取り名声や勲章を手にすると、鋭さはなまってしまうのか。政治にしろ芸術にしろ、「みんなに愛される」のは、結局「誰にも愛されない」ことか。「嫌われ者」が理想?  When I hear the name Kitahara Hakushu, the first thing that comes to mind is children’s songs. And not just any children’s songs, but those impeccably “model-student” masterpieces that seem to belong in school textbooks alongside the poems of Kaneko Misuzu. For a jaded fellow like myself, they were simply too wholesome to be interesting.  So for a long time, I left Kitahara completely untouched. But one day, the word Jashūmon somehow caught my attention. I looked it up on Aozora Bunko—and was astonished.  This was the first time, late though it may have been, that I had encountered such a sharp-edged, dazzlingly intense Hakushū. In that moment, my image...

ホールの向こう(習作)


穴の彼方は光輪だった
ヒトというのは
(ヒトとは限らないだろうが)
光を好むようで
足が勝手に進む

ひとりである

伴侶がいれば
ペチャクチャと
政治家の悪口でも言い合えるのに
ひとりである

スマホを取り出すが
あいにく電池切れ

(そう言えば、「貴金属厳禁」とのことだった)

怖いようで楽しみのようで
鼓動を耳に聞きつつ進む

「お母さん。私は母さんに良い子だったろうか」。。。
涙が膨れてくる

「みっちゃん。私は君に良き同志(とも)だったか」。。。
苦いものを噛み締める。

人生なんぞ糞食らえ!、と意気がってたけど
ひとり闇を歩くのは
実に心細いな
強がったって
全部剥がれるのが
闇だ
だって
闇では
服も容姿もスタイルも見えやしない
見えるのは
己れの心だけだ

そんな厄介物を
また明かりの下に晒されるのはご免だけど
やっぱり
誰かに会いたいんだ
グレン・グールドみたいに強くないのさ

タン・タン・タラララ・ランララン。。。

中身のないポケットに
両手を突っ込んで
バッハなんぞを口ずさみながら
性懲りもなく
君に会いに行く。。。


(ニュース)
 世界初 ブラックホールの輪郭撮影に成功。日本含む国際研究グループが画像公開。4月11日

 









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