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【クリスマスは孔雀の聖歌で〜W.B.イェイツ「孔雀」】A poetry chant for Christmas Eve. “The Peacock” by W. B. Yeats

  本日はクリスマスイブ。七面鳥がふさわしいところだが、父親の県展入選の写真を使わせてもらうことにして、孔雀でお許しください。真っ白の羽の孔雀だが、動画制作中、彩色の誘惑に駆られ、ヴィジュアルに傾いてしまった。まあ、クリスマスでもあるし、美を意識してのこととご勘弁ください。 戦後80年も、残すところ一週間。戦闘機の代わりに「熊」が襲来する一年だった。来年こそ、まともな年になりますように。。。    動画の詩「孔雀」は、W .B.イエーツ、中期の詩集「レスポンシビリティーズ」所収。世俗的な富より美こそ、と謳う。グレゴリオ聖歌などとても歌えないが、たまには美しいものを、と原文の美麗さに乗って口ずさんだもの。お気に召していただければ幸い。  Today is Christmas Eve.  A turkey would be more appropriate, perhaps, but instead I have borrowed a photograph by my father—one that was once selected for a prefectural exhibition—and ask your forgiveness for presenting a peacock instead. This peacock, with its pure white feathers, was meant to remain unadorned. Yet during the process of making the video, I found myself tempted by color, and the work gradually leaned toward the visual. Since it is Christmas, I hope you will allow this indulgence as an offering to beauty.  Eighty years since the end of the war, with only one week left in the year. It has been a year in which “bears,” rather than fighter jets, came ru...

【ヘンタイも泣く泣く作る PPP】”PPP ~Pandemica Paranoia Parodia"【Nuyorican Poets Cafe Online OpenMic #16】

 奇跡のような四日間だった。

先週金曜日にNuyoricanのOpenMicで新作(April is the Crazy Mouth )を披露した翌朝

寝不足による疲労感がまだ残っているにもかかわらず

四日後のOMに出せる詩はないかと考えた末

以前にNuの「Theatre Festival」に応募し落選したモノローグ台本を読むことに決めた。


土曜に録音、日月で動画(え)をつけた。

あっという間だった。

本番の火曜日(昨日)

届いたメールは「待機番号33」。

MCアドボのことだから

大急ぎでここ辺りまで指名するだろうと希望的観測を抱いての参加。

ただ、後ろから3番目なので、その可能性は極めて低い。

今回はビートボックスなる小技はなく「スピーチ形式」だから

原稿を読めるので少しは気が楽。

しかし本番ともなると、緊張は隠せない。

ZOOMに入って1時間ほど経過したろうか

私の名前が呼ばれた。

普通の挨拶のようだった。

聴き流して、時折ビデオを切って練習をする。

顔出しに戻ってチャットボックスを見ると、

「順番が早まっているではないか!」

MCにダイレクトメールで質問するものの

「Next5」の名前は同じ。(それが彼からの回答だった)。

慌ててTwitterに「緊急出演」を投稿。

そしていよいよ呼び出しがあって

冒頭に理由を尋ねると、

どうやら、出演者のキャサリンが辞退してpoet Qを指名したそうなのだ。


こんなこともあるのか。。。

有り難さと嬉しさと緊張の中、パフォーマンス。

エログロな内容ではあったが

テーマが「笑い」ということで、彼らも喜んでくれた。

(みんな、おとななのだ)

TOKYO KOTOBA OpenMicからsayakaもオーディエンスで来てくれていた。


天使だ!

正直、日本にあって私は孤独を感じている。

それは私が他のオープンマイクやツイキャスになかなか参加出来ていないからであるし

憎まれ口もツイートするからだろう。

そんな中、

Sayakaは私の英語での質問やお知らせにちゃんとレスポンスをしてくれる

稀有な有り難き存在なのだ!

留学経験者だけに流暢な英語で詩も読む彼女を私はリスペクトしている。


オープンマイク翌日、

今回のエログロ作とは無縁に思える紳士な芸術家

Nuyorican FrendのLynnから「日本ではどうなの?(受けているの)」と尋ねられ

私は「To be Honest」と上記を語った。

彼はそのことには触れずに「OpenMicにHappningを運んでくれる君に感謝してる」と慰めての言葉をくれた。(さすが紳士だ!)

私は「変人だからね」と返答した。そんな心やさしい友人に出会えた幸せ。

私はかつてNuのMCに言った。


Poetry brings me a lots of friend from all over the world!


今回の新作「PPP」はこれまで以上の「ヘンタイ」ぶりだが、それがあちらでは受けるのか、新たに3名の女性Nuyoricanがフォローしてくれた。Sayakaも「Vulgarity is also one of the art」と理解を示してくれた。これがあるから進める。

私は決して人付き合いの良いほうではない。悪気のないコメントで「不快」にさせ、結果、サヨナラといったことが悲しいかな、しばしばある。それだけに、共感の声にはただただ涙しかない。

思えば「PPP」の中で、主人公が「Im so Lonely now」と泣き言をつぶやく。あくまで創作なのだが、私の無意識がそう言わせたのかも知れない。そんな、隠しきれぬ魂の悲喜こもごもが、国を超えて、今回のテーマだった「笑い」をもたらしたのだろう。裸にならねば感動は生まれない。。。


 ヘンタイも泣く泣く作る PPP

PPP ~Pandemica Paranoia Parodia 【Nuyorican Poets Cafe Online OpenMic #16】











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