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注目

【文明の危機〜タゴールの放つ警鐘は今なお、、、】”Crisis in Civilization” — Tagore’s Warning Still Rings Out

  昨日(6月16日付)の新聞に、アメリカ(トランプ大統領)とイランとの停戦合意の文字が躍っていた。同じ面に、サッカー日本代表がオランダと2−2のドローで初戦を終え、日経平均株価が七万円に迫る最高値を更新した、とあった。  インドの詩聖タゴールは死の直前にエッセーを残している。その名も『文明の危機』。 "Crisis in Civilization"(English)       遅まきながら拝読し、いささか驚いた。日本の軍国主義を批判した彼が「日出(いず)る国」に期待を寄せていたようなのだ。長いエッセーなので、エッセンスを抽出するように再構成を試みた。彼の詩集『ギタンジャリ』にならって散文形式にまとめた。東洋人の目から見る西洋文明の危機ーー80年を経た現在もそれは変わっていない気がする。  In yesterday’s newspaper, dated June 16, the words “ceasefire agreement between the United States — President Trump — and Iran” leapt from the page. On the same page, I also saw that Japan’s national football team had opened its campaign with a 2–2 draw against the Netherlands, and that the Nikkei average had reached a new record high, closing in on 70,000.  Shortly before his death, India’s poet-sage Rabindranath Tagore left behind an essay. Its title was "Crisis in Civilization." Belatedly, I read it — and found myself somewhat surprised. Tagore, who had criticized Japan’s militarism, nevertheless seems to have plac...

ライブ恐怖症 サカナクション・山口一郎“Night Fishing Radio”より

昨日1日
NHKーFM サカナクション・山口一郎“Night Fishing Radio”
「温(音?)故知新」のコーナーで
イギリスのバンドXTCについてのレポートを興味深く聴いた。
ボーカルのアンディーが「ライブ恐怖症」になり
最盛期にパタリとツアーを辞めた、と。
その経緯を番組から略述するーー。




レポーター(井出) ヒット曲も少しずつ出てきてアルバムも絶賛されていて、ライブもすごいって評判になってきていた xtc なんですが、「Black Sea」のツアー以降、ライブを一切やめてしまうんです。
 その理由は、ボーカルのアンディがステージ恐怖症になってしまったためということで、当時はすごくハードなスケジュールで世界ツアーを回っていて、その合間の数週間で詰め込むように次のアルバムのレコーディングをする日々を送っていたそうなんですね。で、そんな中でライブを続けていると、自分が何者なのかよく分からない感覚になっていったそうなんですよね。
 で、アンディーはどんどんステージに立つのが嫌になってしまったということで、この後一切ライブツアーをやらなくなってしまいます。なので、5枚目のアルバムツアーは日程も決まっていたんですが、全てキャンセルして、これ以降のXTCはレコーディングだけで活動を続けていきます。
 で、ライブで再現出来ることを前提としない音作りになっていくということで、その感覚は「箱庭」や「盆栽」のようなものに例えられています。XTCは日本人が好むバンドだっていうのもよく言われる話なんですが、その理由として、今回お話を伺った小野島さんは、先ほど言いました「箱庭的な音作り」で、「ポップだけどコマーシャルではない」という点に日本人が魅かれたんじゃないかなとおっしゃっていました。
 で、ライブをやらないってことはアメリカでは商業的に致命的なことだとされていました。当時はライブで再現できる前提で音楽を作って、ライブをやってみんなに知ってもらうというものだったんですが 、XTCはそれを辞めてしまって、どんどん音楽がカルト化されていきます。それが日本人にとっては箱庭や盆栽のような感覚で好まれたのではないかということなんですね。

一郎 テクニカルなものを好む傾向がありますよね、日本って。ベビメタとかもそうですもんね。プログレッシブなものもそうですけど。ライブやらなくなっちゃったんですね。

井出 そうなんです。で、こうしてライブを辞めてしまったXTCの、トット・ラングレンと一緒に作ったアルバム「Skylarking」。このコラボレーションは、レコード会社がXTCの音楽はイギリスっぽいから売れないんだ、とプロデューサーにアメリカのポップミュージックの鬼才と呼ばれるとトット・ラングレンを推薦されたことで実現しました。
 このアルバムから一曲聞いてみましょう。この曲は最初はシングルの B 面でリリースされたんですが、アメリカのカレッジ・ラジオがきっかけで話題を呼んでヒットします。内容としては、神様を否定するっていう、ちょっと過激な内容になっているので、アメリカ版のアルバムには入っているんですが、XTCの本国イギリス版のアルバムからはカットされていて、シングルの B 面だけでのリリースになったというものです。

山口 いいね。確かに、歌詞の内容が過激っていうか、本質的っていうか・・・。

井出 ただ、キリスト教の感覚が強いイギリスやアメリカで神様を否定するっていうのはちょっとこ過激と捉えられたみたいですね。

一郎 でも、子供が純粋、素朴に思うことをそのまま歌にしてるっていうことでもあるよね。

井出 なので、きっかけは大学生達が作る、大学の中で流すカレッジラジオだったってことですよね。
 この曲はイギリスよりもアメリカで大きな話題となったんですね。XTC がライブツアーを辞めてしまってから遠ざかっていた人気が再びこの曲で戻ってきたとされています。で、この曲をきっかけにアメリカやカナダからテレビやラジオのオファーが殺到して、XTC は再び注目を集めていきます。
 で、その中でリリースされたのが、アルバム「Oranges & Lemons」ですね。このアルバムも本国イギリスよりアメリカでの評価が高い1枚となりました。その後 XTC はアメリカでの再人気の流れもあって、ライブツアーの再開を期待されました。日本では90年代にXTCの来日ライブを希望する署名運動が起きたほどだったそうですね。ただ、その後もXTCはは一切ツアーをすることはありませんでした。
 こうしてXTCは自分たちの曲作りのスタンスを変えないまま2006年まで活動を続けます。で、この曲作りや活動に対する衝突でメンバーは脱退を繰り返すんですね。2006年にアンディーとともにソングライティングの二本柱となっていたコリンが脱退します。で、ボーカルのアンディがメンバー一人になってしまったため現在は活動休止しているということなんですね。



Dear God XTC



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