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【12月8日に寄せて その2】中原中也「サーカス」(昭和九年) ー茶色い戦争ありました。。。 [On December 8th—Pearl Harbor Day] Nakahara Chūya’s Circus (1934): “There Was a Brown War…”

  「ゆあーん、ゆよーん」  天才詩人の残した不朽のオノマトペである。しかし、その何とも童話チックな響きとは裏腹に、その詩「サーカス」は、「戦争」というものの本質−−冷酷さ、嘘くささ、滑稽さ等々−−が、小学生でも分かる言葉で綴られている。「サーカス」は、それに踊らされている大衆なのか、当局なのか。。。この詩を収めた詩集『山羊の歌』は昭和九年が発刊年。青空文庫によると、12月10日というから、ほぼ91年前の冬だ。今の世界はどうなのか。暗い気持ちと向き合いつつ動画を作った。 “Yuaaan, yuyooon.” This is the immortal onomatopoeia left to us by a genius poet. For all its fairy-tale charm, the poem Circus in which it appears speaks of the essence of war—its cold cruelty, its falseness, its absurdity—in words that even a child could understand. Is Circus about the masses being made to dance, or about the authorities who pull the strings…? The collection that contains this poem, Goat Songs, was published in 1934. According to Aozora Bunko, the date was December 10th—so it was the winter almost ninety-one years ago. And what about the world now? I made this video while facing that darkness within myself.

チコちゃんを叱る(その2)「ぼーっとする時間が認知症予防に」医師・小野村健太郎(NHKはっけんラジオ 医師・小野村健太郎)



前日に引き続き、「デフォルト・モード・ネットワーク」の話です。
(パーソナリティーはNHK福岡放送局・長安智子アナ。回答は医師・小野村健太郎。6月19日 「はっけんラジオ 小野村さんの健康講座」から)

入浴時や景色を見ている時に脳は活性化

👩実際、私たち、やっぱり、ぼーっとしてる時間ありますよね。
👴あります、あります。例えば、実際どういう時にぼーっとするかというと、お風呂に入ってる時とか、景色を見てる時とか、そういう時に意外と脳のネットワークが働いてるってことが分かってきたんですね
👩ふ〜ん。
👴ただ逆に、ヒラメキをよくするためにぼーっとする時間を作ろうとすると、なかなかデフォルト・モード・ネットワークが働かない、というのも分かってきた。だから、自然な形でぼーっとするのが一番いいんですよね。
👩それは難しいですね。

スマホのやり過ぎに注意!(認知症のリスク?)

👴たた、最近逆の意味でぼーっとする時間がない状態がどういうことかというのを分かって頂きたくて、最近問題になってるんですけど、スマホのやり過ぎね。
👩あ〜あ。
👴今、だから、僕も電車の中で見るでしょう? で、改札出て、歩きながら見ちゃいけないんですけど、エスカレーターに乗った時にちょっと見えたり、休む時に見たり、結構見てる人多いですよね。
👩ええ。
👴そうすると、ぼーっとする時間がなくなるってことが最近分かってきたんですよね。
👩スマホでも頭が働いてるから。
👴やり過ぎだと、よくない。あと、そういう状態が、どうも認知症と繋がっている可能性があるっていうのも分かってきて。
👩ええ!!
👴認知症でダメになっちゃう部位が、デフォルト・モード・ネットワークの部位とほとんど一緒なんですよ。
👩はい。
👴まだ研究結果は全部出てないんですけど、要するに、人間っていうのは自然な形でぼーっとする時間を作らなきゃいけないよってことなんですよね。
👩お散歩に行ったりするのもいいかも知れませんね、景色見るのに。
👴まあ、あんまり一生懸命にならずにぼーっとする時間が大事だってことを、チコちゃんと一緒に日本人のぼーっとする時間についてこれから考えて行きたいな、と思っています。

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