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【悲憤のシェイクスピア〜Sonnet 66をジャズで朗唱】 Indignant Shakespeare — Reciting Sonnet 66 in Jazz

  全てに疲れ切って……  400年前も現在も変わらぬ世情。加えて、酷暑(摂氏40℃)に迫る暑さがアパシーを増幅する。こうなると、もはや怒る気は失せ、気休めに吹き付ける微風に身を任せるように軽快なジャズ朗唱でも試みるか、と作ったのが、今回の「ジャズ・シェイクスピア ソネット66」。ご視聴頂ければ幸いです。 “Tir’d with all these...” The world, it seems, has changed little over the past four hundred years. And now, with the scorching heat approaching 40°C, even apathy grows heavier. At such a point, one no longer feels much like getting angry. Instead, as if surrendering oneself to a faint breeze blowing only for comfort, I found myself trying a light jazz recitation. That is how this piece, Jazz Shakespeare: Sonnet 66 , came into being. I hope you will enjoy it.

KBG(キツい? バカ言うな ガンバレ!)

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「××が長期滞在するから、二ヶ月代行してくれ」
とメールが来た
末尾に
「ご無理でしたら、ご一報を」と申し訳を添えてーー

さて
これが上司や先輩からだったら、如何する?
よっぽど気心知れた仲ならまだしも
普通は断ることなど出来ない
末尾はいわば見せかけのやさしさに過ぎず
言外には
「お前、断ったらどうなるか分かってるだろうな?」という
無言の脅迫が込められている
下手に言い訳などすると
写真のごとく「KBGだ!」と即答されよう
「キツい? バカ言うな。ガンバレ!」の略語だーー

「KY」という言い方が流行ったが
まさに言葉の裏を読むよう強制する日本特有の文化である
直接言わないのだ
だから
今後、ますます増加する海外からの労働者にとっては
不可解で生きにくい環境としか見られないだろう
「あなた」という二人称がご法度の国で
どうやって覚え難い苗字を呼べよう
「たなか」「すずき」ばかりならいいが
「むしゃのこうじ」だったり「ごろうまる」だったりが
たまにいたりするので困惑は必至
(かえって、覚えやすいか?)
それなら、いっそ全員を「すみません」に一括呼称すれば
無難だろう
それとも
「係長」「社長」「店長」「会長」にするか
肩書き大好き国家だからね。。。

私も小心者ゆえ
そう言われると断れない
が、だ
とうとう我慢ならなくなって
返信した
メールだから言えたのかも知れない
すると
時間を置いて、今度は電話の着信音
にがり顔で出ると、ああだこうだと押し問答
結局、どちらかが折れねばならなぬ運びとなって
当方が妥協した
最初から電話で相談があればよかったのだが
いきなりメールでの依頼(というより要請)だったので
こんな後味悪い着地となった

「圧力と対話」ーー
そんな言葉が頭に浮かぶ
この表現はおかしい
「圧力と対話」などない
有るのは
「圧力か対話か」のみだ
そしてこの場合
対話など「見せかけのやさしさ」で終わり
(これも、一種の脅迫?)
戦争に至る
人間は賢いようで愚かだ
(よほどナマコのほうが鰓い!)

個人にしろ国家間にしろ
まずは
対話のテーブルを望む
いきなり「最後通牒」を
送り付けられるよりーー




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