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【無意識と宇宙】唯識三十頌 Triṃśikā-vijñapti-mātratā (Thirty Verses on Consciousness Only)

  アインシュタインが「天才」と称した物理学者、ニコラ・テスラが説いたように、宇宙(万物)が周波数で出来ているとしたら、「読経」はその周波数を、その内容とともに発しているのだろうか。。。  ユングの集合的無意識のさらに奥を明かすらしい「唯識三十頌」を読誦してみた。宇宙に届くだろうか。。。 「唯識三十頌」 “Following Nikola Tesla—the physicist whom Einstein called a ‘genius’—if the universe (all things) is made of frequency, then perhaps chanting sutras releases those very frequencies along with the meanings they carry… I tried reciting Vasubandhu’s Thirty Verses on Consciousness-Only (Vijñaptimātratā-triṃśikā), which speaks of a stratum deeper than Jung’s collective unconscious—namely the ālayavijñāna. Will it reach the cosmos…?” Thirty Verses on Consciousness-Only (Vijñaptimātratā-triṃśikā) English Subtitles Version

効力喪失

効力喪失

朗読(というより、謡い)を録音するため、防音完備の公共施設にネット予約しようとしたらログイン出来ない。利用案内を読むと、「1年間、利用しなかった者は登録抹消」という注意書き。ああ、お役所の、何たる冷酷さ! 昨夜ニュースで、沖縄が春と秋の受勲対象者の申請を、「業務多忙」を理由に期限切れを犯した、と聞いたばかり。己れには甘く他者には厳しい(督促は忘れないが、還付は自己申告)。でも、それがYouTuberと並んで子供(親も)の人気職業なのだ。

日の出前、月下の草原で謳う。700年前、よくぞ、こんな節を歌ったものだ、と不思議な感覚に包まれる。謡曲は当時の流行歌の影響を受けた、との趣旨を、かつて高桑いづみ教授がNHKの「カルチャーラジオ」で語っていた、と記憶している。「令和」に入って歌われるのは、ハモることない男女アイドルのユニゾンと(稽古する暇もないほど忙しいのだ)、本場ラッパーが聴いたら「何これ?」と肩をすぼめるであろうジャパニーズ・ヒップホップ。とは言え、そのダサカッコ良さが私は好きで、作っては歌っている。味噌汁の朝食など絶対に有り得ない村上春樹の、とりわけ、短編を好むのと同様ように。。。

登ったり降りたいの体調が続いている。今日は謡のパワーでか、少しは持っている。老父は90まで運転したいらしい。元気なうちが花である。上記規定のように、利用を怠ると失効ーーなんて命ぜられかねない。「存在」は一息たりとも休ませてはくれない。きつい、というのは、存在の証拠。

喜べ! 泣きながらーー。


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